#7
【飛躍】 内省 観察 分析 調査 霊性 叡智 直観
6の超過。チャクラ。虹の7色。
探究心。感情と知性のバランス。
16 THE TOWER 7 THE Chariot
16 THE TOWER
塔から落ちてくるのはその人の自我(エゴ)であり、
強力な気づき(神の啓示とも)や目覚めを意味するカードです。
その意味が残念に出ればバベルの塔の崩壊ですが、
このカードの示す気付きは、ドラゴンの炎で焼かれる程の強力さと、電撃的な衝撃を持っています。
その確信とも言える気づきは改革の力でもあり、自分を一新する力でもあります。
これまで、二桁の数字のエネルギーに乗って、内面を見つめながらやってきた人にとっては、
確信的/革新的な何かを掴むことが出来る日になるのかもしれません。
アクシデントによって目覚めることもあれば、
閃きによって目覚めることもあるでしょう。
目が覚めるということ。
これまであまりにも盲目に生き、
思考の迷路に彷徨っていた。
この崩壊は痛みも伴い、
けれどもその衝撃によって、自分が何をしていたのか、何処に立っていて、
何処へ向かおうとしていたのか、やっと気が付きます。
12 THE HangedMan は思考のパターンに囚われた人を示していました。
自我(エゴ)の崩壊とは、その思考のパターンの崩壊に他なりません。
12 THE HangedManは自分が何に囚われているのか気付くことを促し、自分の持っている可能性にも目を向けることを示すカード。
12から13へ進み、13 THE DEATH で不要な自分に気付けないまま、手放すことが出来ないままその先まで進んだ時、16で、その自我が崩壊するような出来事を起こすのかもしれません。
その痛みだけに囚われて、また気が付くことが出来なければ、何度でも、その人はカードを遡って、また1から始まり、人や状況、環境を変えて、けれども根本的には同じことを繰り返すことになります。
「それは早く本当の自分に目覚めて!」と言われているようです。
どんなに遠回りしても、それを乗り越えられるように、何度でも与えられる課題のようなものと言えるのかもしれません。
人は死ぬまで、自分と向き合い続けるものです。
この人生は、その為にあるという事も言われます。
その課題に挑戦するも、しないも、その人次第。
7 THE Chariot
伝えるのは、内面の力。
自分の内面/可能性の海に潜り、プロテクションの鎧をまとい、
瞑想するようにそこに座る人物。
そしてこの戦車は止まっています。
人生には動くべきときと待つべき時があり、
このカードは待つことを示しています。
その意識は内面へと向かい、自分はどうしたいのか、とこの人物は探っています。
そして意識を集中させるには、自分を守るための鎧も必要であることを示し、今、受け入れるものと受け入れないものの取捨選択を、はっきりさせることを伝えています。
誰かのことは誰かに任せ、
自分に集中すること。自分と向き合うこと。
けれども、
自分ではない者たちの考えも受け入れながら、情報を集め、準備を怠らないこともこのカードは示しています。
そうして自分と向き合い、時を待っているのです。
何かを心配した状態では進むことが出来ない。
何の為に、何をするのか。それを明確にする必要があります。
戦士はぶれることのない姿勢で、
その目的へ、冒険へと集中します。
前向きな意識で、前進する時を待っています。
自分に秘められた意志を認めた時、、
いかに、その情熱をもって大胆に進んでいくことが出来るか。
それには、自分自身の基盤を何処に置いているかも重要になるでしょう。
準備を怠らず、立ち止まっても、視線だけは高く。
例えどのような状況にあっても、
人は自分自身を認めたところから、進むことが出来る。
勇敢な戦士なのだ。