私はその人を信じている。
その人自身の人生を歩んでいくことを信じている。
どれもが必要な経験しかない。
けれど同時に、自分一人で生きているわけではない。
それも分かっている。
優しさとは何だろうか。
その人が、自分で気付くためには、
手を貸すばかりが優しさではない。
信頼し、見守ること。
同時に、けれど寄り添うことも時に必要なのだろう。
時に、心を鬼にして向き合う必要もあるのだろう。
その見極めは、難しい。
けれども、
たった一言が、あるか、ないか。
それだけで、救われるものがあることも確かだ。
一人ではない。それを知れるから。
気にかけてくれる誰かが居るだけで、気持ちが変わる。