生命の樹とモーセの十戒、生命の樹と占星学
by (C)AEONS 、ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ、ダイアン・フォーチュン
*ユニバーサルトゥルース(宇宙真理)
本当の自分へと帰る長い道のり。
※左・炎の剣は1:ケテルから入り、智慧の蛇は10:マルクトから這い上がる。
※右・天からの叡智を受け、植物は地上に葉を茂らせる。
私たちはこの梯子を下から上へと目指している。
大抵の場合、私たちは下の方の月(EGO)の意識に囚われています。
<アツィルト界> 火
…AIN 無 /AIN SOPH 無限 /AIN SOPH AOR 無限光
「神的流出」
1:ケテル(王冠) 白 神の意志を待つところ
「最初の顕現」「原初の栄光」「畏怖すべき隠された知性」
いかなる形もない、純粋な光。内ではなくコスモスの外にある光。万物の根源。
海王星/閃き、根源、創造性
「他の神はならぬ」:汝我面の前に我の外何をも神とすべからず
《神を外に見ない》 徹底的な自己認識 神意識は内面にある 内に流れる神性さ
自分を偽らない バランス・神の顕現としての高潔な意識
<ブリアー界> 水
… 宇宙意識、精神世界、創造界 まだ形のない流れ
2:コクマー(智慧) シルバー
「第二の栄光」「照明的知性」「ケテルから無限に伸ばされた光の通路」「至高の父」
天王星/洞察、深い叡智による創造性、変革の力が自分の中にあることを知る
「偶像を作るなかれ」:汝自己のために何の偶像をも刻むべからず
自分主体でいること 自分を明け渡さない 犠牲をしない
3:ビナー(理解) 黒
「原初的智慧の基礎」「第3の知性」「女性的潜在力」「成熟した女性、母」
土星/努力と責任、長期の忍耐から創造へ
「虚しく神の名を呼ぶなかれ」:エホバの名を妄り口にあぐべからず
《畏敬》 口を慎むこと 思考の現実化 想念や思いが現実を作る
そのエネルギーは違う形で自分に返ってくる。
<イェッツィラー界> 風
… 感情(思考)、幽界、マインド、形成界
4-5-6 自制力と洞察力 感覚
4:ケセド(慈悲) 青
「受容的知性」「凝縮的」「愛する父」「維持する保護者」
木星/幸運の在り処(ありか) 慈悲と寛容のバランス
「安息日を聖別せよ」:安息日を覚えてこれを聖潔すべし
《献身と感謝》 高次と繋がる時間を持つ 一人になり、内面と対話する時間を持つ
何もしないことをする。内面に、無限の可能性があることを知る。
幸運の在り処は内面にあると知る。
5:ゲブラー(峻厳/力) 赤
「根源的知性」「統一」「正義」「恐怖」
火星/争いと勇気のバランス 自制 自分を越える勇気 ノージャッジ 全てを受け入れること
「汝の父と母を敬え」:汝父母を敬へ
《自我の超越》 自分のDNAのパターン。主観を越える。植えつけられた自我を越える。
自分以外は、全てが自分を知る為のメッセンジャー。認めて手放す。鏡の法則。
6:ティファレト(美/調和/均衡) 金
「媒介的知性」「あらゆる流れは自ら一つになる」「アダム」「ケテルから見て子供」
太陽/自己回帰 バランス 調和 高次の自己 ハイヤーセルフ 高位者、父親からの意識
「殺すなかれ」:汝殺すなかれ 《霊的成長の希望を殺してはならない》
マインドで行動せず、感覚で中心に留まる。物事をエゴで捉えない。流れを待つ。
逃げずに自分を試す。エゴの引き寄せではなく、感覚で選択すること。無意識の現実化。
自己成長
△7-8-9 低次の三つ組み。
五感と欲求のコントロール。エゴの満足と物財への執着への囚われ。
7:ネツァク(勝利/五感/感情) 緑
「隠れた知性」
金星/欲求、快楽主義 刺激を求める 五感を満たすことへの渇望 愛と理想 執着と依存
「姦淫するなかれ」:汝姦淫するなかれ 《霊的生活を穢してはならない》
無私に至る過程 マインドに溺れず、感情と思考を客観視する。感情を意識下に置く。知性的であること。バーズビュー。俯瞰して物事を見ること。感情。依存。欲からか、神聖さからか。
欲求過剰。思考を越えること。
8:ホド(栄光/思考/支配) オレンジ
「絶対的知性」「完全な知性」
水星/ネットワーク、抽象的思考、正直さと意志表現のクリアさ 知性と言語能力 反応/反射
「盗むなかれ」:汝盗むなかれ 《知識を乱用し、不正な利益を得てはならない》
知的思考力への固執 理論や知識、情報に固執する 知性こそが素晴らしいという幻想
五感から入るものは全て情報 自分の直観、本当の内なる声は感覚で聞く。聞こえる声はエゴと知ること。情報を求める。 自他共に為になる欲であること。智慧の循環。
理論への賛美の拘り。
9:イエソド(基盤/自我/潜在意識) 紫
「純粋な知性」「流出の浄化」
月/自我 潜在意識 賞賛への願望 模倣 DNAの連鎖を断つ。母親を越える。
「偽証するなかれ」:汝その隣人に対して虚妄の証をたつるなかれ
《根拠のない主観性や迷わす心理をもたない》 生死、霊的な妄想を回避する。それが分かる力を持つゆえに。それがイマジネーションなのか、妄想であるのか見極めること。
思い込み/エゴのフィルターで物を見ないこと。惑わさないこと。霊的、スピリチュアル的な誘惑に翻弄されないこと。
自己認識の感受点(主観)への拘り。
<アッシャー界>… 肉体、物質、元素 地
10:マルクト(王国) 黒・小豆色・オリーブグリーン・レモン色
地球/現実 物財 肉体
「むさぼるなかれ」:汝その隣人の家を貪るなかれ 《執着や貪欲さの戒め》
欲とコントロール。自分、人、物事、人生をコントロールせず。委ねること。なければいけないという不安を越える。
*ダアト(深淵)
精霊の声 スピリットの声 カオス(混沌) 自我の超越
直観と意識の観念