四季を問わず楽しめるお花のひとつ、
カーネーション。
複雑な香りが魅力で、
香水にも使われるお花です。
花と香りでハッピー・ライフ♪
フラワーセラピストの福岡里紗です。
最近は香りのしないカーネーションが多いようですが
カーネーションの香りは
ストックと同じ、クローブに似たスパイシーな甘さが特徴。
カーネーション栽培の起源は古くて
ギリシャ時代から観賞用、食用として栽培されていました。
カーネーションの語源はcoronation(冠飾り)。
香りに、酒酔いを防ぐ効果があるということで
酒席ではカーネーションの花冠を頭に載せたとか。
カーネーションの香り成分は
スパイシーなオイゲノールを主成分として、
バラにも含まれるフェニルエチルアルコールや
甘酸っぱいシトロネロールなど。
香水にもよく使われていますが
精油自体は希少で高価。
有名な香水としては
ニナリッチの「レール・デュ・タン(時の流れ) 」!
ルネ・ラリックの美しすぎる香水瓶で有名ですが
戦後の暗いどん底の時代に誕生し、
平和と幸福を求める気持ちがこめられたような
幸福感に満ち、野の花をブーケにしたような優しさに
あふれています。
この香水にはほかにジャスミンや
ベルガモットなどが使われています。
カーネーションやジャスミンのブーケに
ベルガモットの香りを添えても
ステキですね♪