これから肌の露出が多くなる季節。肌トラブルを大慌てでケアするという経験は誰にもあるでしょう。

腕のブツブツ(上腕三頭筋)、背中のブツブツなど悩みは人それぞれです。


私は下着屋さんなので下着によるトラブル…という観点を話します。

気になるのが「肩」です。ブラジャーストラップ跡のきっちりついたシミです!これは大問題!大、大、大問題です。このシミは

なかなか取れないのよぉ〜😢


果たして何が原因か…


ストラップをキツく締め過ぎA


ストラップをキツく締め過ぎB


ブラジャーストラップで脇肉を逃さず、寄せようとするあまり締め過ぎてストラップで肌が擦れてタトゥーのように跡がついてしまっています。

加えて締め過ぎによる肩の凹み。

ストラップは肩関節よりも内側、首寄りに持ってこなくてはいけませんよ。


ストラップの素材による色素沈着A


ブラジャーは大部分がナイロン素材で作られています。レース、パワーネット、ストラップ、ゴム等、色々と形を変えてはいますが原料は石油です。

石油からできている素材、ナイロンやポリエステル、ポリウレタンなどは実はピンからキリまであります。精製された透明度の高い石油からできた素材。廃油にするような油からできた素材。


市場にはなんちゃってセレブ風素材がたくさん出回っています。レースやストレッチ素材はその最たるものです。


脇に近づくにつれて濃くなっているシミ。

自分の汗がブラに沁み込み、そのブラの素材に沁み込んだ水分を皮膚吸収した末にできたシミです。


ストラップによる色素沈着B


素材のエキスが沁み込んで黄色く変色した皮膚


ブラジャーやショーツは直接肌に着けるもの。これを着けたらいつもかゆいと感じたらすぐに捨てて下さい。潔く捨てちゃって下さい!

もったいない…いつか着けるかも…はナイナイ!

この手のシミは厄介です。市販のシミ取りクリームでケアしても数ヶ月かかります。


ショーツの場合は鼠蹊部ですね。画像は載せませんが。同じ現象を想像して下さい。


素材は自分の体との相性があります。大事な自分のボディーだから色々と経験させて相性のいい質の良い物に出会って下さいね。