こんにちは
ハンドメイドジュエリー作家
たかはしひろです。
金属の表面にテクスチャーをつける
いわゆる金属表現にはいくつかのテクニックがあります。
金づちの跡を残す『槌目』や
紙ヤスリやスチールウールで擦って線を付けする『ヘアライン』
銀細工でもっともポピュラーな手法では硫黄で黒く科学反応させる『いぶし』などがあります。
今日のお題は銀を『モフモフさせる』です
これには白仕上げという技法と＋αをつかって、銀を綿菓子のように仕上げていきます。
さっそく材料の紹介
プードル一匹を簡単に磨いておきます。 戌年につくったマーサーマーセーオリジナルブローチです
次に強力な日照りから肌を守る日焼け止めを塗ります
嘘ですフラックスを塗ります
フラックスとは
酸化防止剤でしたっけ？
指の傷口に付くとすっっごい沁みるやつでできています。
痛かったです
このフラックスを塗ったらバーナーで焼きます
ボクも日に焼けると赤くなるタイプです、一緒ですね
さいごに酸のプールで泳がせます
これは硫酸です
すると銀が化学変化を起こし白く変色していきます
これを３セットほど繰り返し、過酷な環境をつくってやります
灼熱と酸の地獄めぐりを数回繰り返すことで
あら不思議
このようにモフモフの純白に変化するんです
顔やおしりは磨きなおしてあるのでピカピカです
コントラストが際立ってきれいでしょ
左のプードルは年月が経ち 白が落ちてしまったものですが
もふもふ感はそのまま維持しています。
白仕上げは銀でないとできない表現方法なんですよ
プードルのあのカットにピッタリだなぁと思いました
プードルがだいすきな方のために心を込めて制作しています
お買い物にもお仕事にも着けていける、お気に入りとなりますように！
こちらからボクの完成作品をご覧になれます 気に入ったら是非おもとめになってください。
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カメラのことも勉強しながら、これから多くの方たちに見てもらえ