そういうわけで、リフォームまでに当初想定していた予算を使い切ってしまったので、4月からの新生活の立ち上げ費用は毎月の生活費の中でやり繰りしていくことになった(ならざるを得ないというのが正確か)。東京の家にあるもので使えるものはなるべく持っていき、必要があればその都度徐々に買い揃えていくことになる。もっとも、「必要があれば」という定義が難しい。東京であれば、「ほしい」から「今ないと困る」まで含むが。山の上で、「今ないと困る」といったって、24時間コンビニが近くにあるわけではない。「ないと困ることが生じるな」という予測力が必要になりそうだ。

まずは、茅野駅周辺のお店を見てみようと下りてきたのだが、昨日はなかなか雨が止まなかったので、駅ビルのベルビア2階にある八ヶ岳 オクテットで腹ごしらえから始めることにした。初めてのお店なので、無難にオクテットサンドイッチを頼んでみた。具材の一つ一つの味がしっかりしていて、ソフトな食パンとうまくマッチしている。鶏肉がゴロゴロ入っているのでボリューミーかと思ったが、優しい味で、するっと食べてしまった。席間がゆったりしているので、食後のコーヒーも心穏やかに味わうことができた。

あっという間に食べてしまって写真がないので、店頭の看板の写真をつけておく。オクテットサンドウィッチは右上である。

 

さて、おなか一杯になったあと、駅徒歩圏のオギノとヤマダ電機に行ってみた。我が家が東京で買っているようなものはたいてい揃っている。むしろ都心のこじんまりとしたスーパーと違って大型店舗なので、よっぽど品ぞろえは豊富である。

ふもとの町まで下りてくれば、問題なく暮らせることを確認して山のお家に帰った。