◆一般社団法人日本女子プロゴルフ協会は、

 昨日、LPGA入会式を行った。

 

 入会したのは、今年プロテストで合格した

 選手 21人。

 そして、ツアー優勝者と賞金シード獲得者の

 4名。(S・ランクン、古江彩佳、ペソンウ、

 そして、宮里美香)

 

 ◆このLPGAに入会した人達が、ツアーやステップアップで

 活躍する。 実に明確である。 

 

 ★だが日本男子ゴルフ界は、私の知る限りでは、

  公益社団法人 日本プロゴルフ協会が、選手会からの要望で、

 賞金総額から、その10%を取り運営費を捻出していたのを

 不満で、トーナメントを切り離した

 一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)を立ち上げた。

 

 だが、プロがトーナメントで賞金を満額貰えるが、

 JGTOは、トーナメント運営費を主催者に別枠でお願いした。

 又は、出場優先順位大会として、

 「クォリファイングトーナメント(QT)」を、参加選手から

 エントリー費用を出して貰った。

 

 当初は、それは相当に金額が集まったが、1次・2次・3次、

 そして、最終でその上位35名位が翌年にトーナメントに

 出場できたが、賞金シード枠が曖昧で、生涯獲得賞金枠や、

 様々な理由で、

 QT上位者枠がトーナメントに出れない状態だった。

 

 これは、現在の女子ゴルフ界と、男子ゴルフ界との

 大きな違いとなって表面化して来た。

 PGAは、トーナメントで出れない「プロテスト」を実施しており、

 男子選手会が作ったJGTOは、その身内を守り、新たなプロを

 迎え入れがたくしている。 

 

 LPGAのスッキリして今の体制を見れば見るほど、

 男子ゴルフ界の偏りは異変である。早く、元の鞘に戻す事が

 出来ればと私は思っている。 

 若手が育たない環境を自らの手で作っているのだ。 

 

 昨日、365ヤードのミドルホールで、ワンオンする若者を見た。

 だが、プロゴルファーは目指さない!と言う。少し何か!感じた。