こんにちは!
LAC語学教室 中国語教師の余です!
今日は続いて中国の首都、北京の観光地を紹介したいと思います。
天安門広場
「天安门广场」
「tiān ān mén guǎng chǎng」 |
広場の周辺には、中国国家博物館や人民英雄紀念碑など、見どころがたくさんあります。また、広場は早朝の旗揚げ式や夜の旗降ろし式で知られており、これらの儀式は一見の価値があります。広場は一日中開放されているため、訪れる時間を選ぶことができます。
天安門広場周辺には、様々なホテルやレストランが点在しています。北京前門觀旗ホテルや北京ホテルヌオなど、豪華な宿泊施設から、手頃な価格のホテルまで選ぶことができます。また、美味しい料理を楽しむことができるレストランも多く、中国料理を堪能することができます。
頤和園「颐和园 yí hé yuán」
「頤和園(いわえん)」は、清の繁栄期に15年の歳月をかけて作られた、中国最大の皇族庭園です。北京では万里の長城と並ぶ観光名所で、連日多くの人々で賑わっています。水面が大半を占めるという珍しい庭園で、江南地方の風景を再現した人工湖とその後ろにそびえる万寿山の姿が美しい風景を描いています。贅を尽くした名園とも言われ、その美しさは一見の価値があります。
最初は皇帝が政務を執るための場所として作られましたが、清時代末期の権力者である西太后(せいたいごう)は水と緑があふれる心地よい空間を気に入り、1年の大半をここで過ごしていました。いわば北京にある風光明媚なリゾート地とも言えるでしょう。1998年に世界文化遺産に登録されてからはその美しい光景を一目見ようと、世界中から観光客が集まっています。
頤和園の見どころは数多く、その中でも特におすすめなのが「長廊」です。長さ728メートルにも及ぶこの廊下は、中国の伝統的な絵画や彫刻で飾られており、その美しさは圧巻です。また、頤和園内には多くの古建築が点在しており、その一つ一つが独特の魅力を持っています。頤和園を訪れたら、ぜひ時間をかけてその美しさを堪能してみましょう。
789芸術区「789艺术区 qī bā jiǔ yì shù qū」
北京の東北部に位置する「798芸術区」は、かつて電子製品を生産する国営工場だった場所が、現代芸術の中心地として生まれ変わったエリアです。2002年頃からアーティストたちが集まり始め、ギャラリーや画廊、ブティックが次々とオープン。観光スポットとしても人気を博しています。そのスケールの大きさは、元工場だったことからも伺えます。半日を使って、気になる店やギャラリーを巡るのもおすすめです。
798芸術区は、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジやソーホーと比較されるほどの芸術家のコミュニティーとして知られています。人々が集まるにつれて、レストランやバー、カフェも増え、地元の人々と観光客が交錯する活気ある街並みが広がっています。また、観光地化やジェントリフィケーションが進んでいるため、新規に参入する芸術家やギャラリーは、北側の草場地芸術区、東側の環鉄、西側の酒廠に居を構えるケースが増えています。
浮世絵
「浮世绘」
「fú shì huì」
妖怪
「妖怪」
「yāo guài」 |
789芸術区ではよくいろんな展覧会が開催されます。2021年私はそこで開催された「妖怪展覧会」を見にいきました。中日の間ではよくこういう文化交流活動があります。北京は中国の文化中心はもちろんですけど、上海はたぶん中国で日本文化が一番流行っている大都市だと思います。中国の上海とか蘇州とかは日系企業がたくさんありますから、そちらに滞在している日本人も多いです。北京の観光地の紹介が終わったら、上海と蘇州の面白い観光地とグルメ情報はこのブログで詳しく紹介していきたいと思いますよ。もしくは、中国の日系企業に赴任する予定がある社員さんたちに役に立てば幸いだと思います!