冒頭からいってしまおう。
私は体も弱く心も弱く、かつそんな自分が好きだ。
当たり前のことだが、自分を好きでない人なんて、あんまりいないんじゃないかな。
「ポジティブになりなよ」なんて、まあ大体私に言う人はいないが、
それを受け入れ、もし、自分が能天気になったら、終わりだと思う。
人生の歩み方なんて、人それぞれだ。
こうして隠遁生活を続けるのが楽しいのだ。
元気になって一般就労を続けられる統合失調症者は僅かだ。
障害者上等でないの。
一体、「元気」とは何なのか??
確かに、「元気ですか?」とか聞かれれば、瞬間的には「何とか元気です」とは答える。
だが、これは挨拶だ。
何かあれば別だが、特別なこともないのに「元気になれ」と言われたら、
むくむくとねじれた感情がわいてくる。
大きなお世話なのである。
私は、今の生活、花壇の世話をし、ありあわせの食材で料理をし、
ご近所の方と麻雀する、という生活が気に入っているのである。
その生活は、薬の服用でなりたっていることは事実だが。