2020年10月4日、浅草に行って来ました。

浅草は、仕事で桐生に向かう際に乗り換えで使ったのを除けば、14年ぶりになります。因みに、乗り換えで使ったのも12年前になるので、いずれにしろ久しぶりです。

当時から変わったと感じたところは、当時は人力車がなかったか、あってもそんなに目につかなかったような気がしたのですが、今回はよく目についたこと、界隈の風情を味合わせるためか和服等を貸し出すサービスができたことでしょうか。

因みに、人力車は、鎌倉でも目にしますが、鎌倉の車夫は、「あ、いるな」程度で客引きをして来ることは少ない印象があるのに対し、こちらでは割として来る印象がありました。後者の方が古典的なアプローチなのでしょうが、私としては、乗りたきゃ乗るんだし、客引きをして来ると、逆に強引に感じました。

 

さて、経路としては至って普通で、東京メトロ銀座線浅草駅から地上に出て、雷門をくぐって仲見世通りを経て浅草寺に向かう行き方をしましたが、今月から東京もGOTOキャンペーンの対象になったこともあるのか、人通りは割と多かったです。ただ、新型コロナの影響で閉店したと思われる店も見かけました。

現在は、新型コロナの影響で外国人は入国できないため、せいぜい滞在者と思われる人程度しかいなかったのですが、こうなる前は外国人で、ごった返していたのでしょう。

少し興味深かったのが、この注意書きです。日本語や英語に比して、中国語が妙に大きく書かれています。これは、ある意味、日本人以上に中国人の来客が多かったことが一つでしょうが、失礼ながら彼らのマナーが問題視されていたことも窺えます。

至って普通の散策であったとは言え、大きな草履(普通の草履と大きさを比べてみてください)とか、はとぽっぽの歌碑とのように、恥ずかしながら、知らなかったものも発見できました。

昼食は、EKIMISE(松屋浅草)の7階にあるレストラン街で食べ、その後、屋上に上がりました。屋上と言うと、駐車場になっていて、敢えて上がるようなところではないのが通常ですが、ここでは敢えて上がれるようになっていることが不思議だったのですが、ここは、かつて屋上遊園地になっていたそうです。

スカイツリーやアサヒビール本社のオブジェ等を一望することができました。たまたま隅田川には、モータボートも通っておりました。

ここでは、仲見世通りで購入したものを撮影しました。

スガちゃん饅頭は、「自助、共助、公助」と言う現総理のモットーや、出身地(秋田)と選挙区(横浜)の紹介があり、味も彼の好物のパンケーキ味にしており、なかなか特徴を捉えており、面白いです。

鬼滅の刃のキーホルダは、浅草限定です。

お稲荷さんを参って下に降りました。

因みに、店舗内は撮影NGの懸念があるので、写真はありませんが、この松屋浅草は、昭和チックなハイカラ感があり、印象的でした。

レトロとは言え、雑然としている感がある商店街から、少しクラシックな建物に入って、入り口に洒落た商品が陳列されていると、それだけで、何か良い所に来たなと言う気分にさせてくれます。

また、ここは、建物内の動線(導線)が、また昭和チックで興味深かったです。最近の店舗では、エスカレータは、各階で、すぐに次の階に行けるよう、連続的に設置されていますが、ここでは、一旦降りた後、その階を少し通って反対側に次の階に行くエスカレータが設置されています。

要は、その階を敢えて通らせることで、購買を促すような造りになっています。これは、買いたい物だけ買ったら、余計な所には寄らず早く出たいと言う要請からすると、不便で煩わしいかも知れません。しかし、上述したように、商店街の方から入って来て、入っただけで嬉しさを感じられる陳列がされていると、店の陳列を観ながら歩くだけでも楽しく感じ、却ってありがたい配置のように感じました。

オンラインショップやディスカウントストア等、色々なタイプの小売業者が増え、さらに新型コロナが追い打ちをかけて、百貨店はジリ貧の度合いが深まっておりますが、私としては、入るだけで嬉しくなるような店の造りと言うのは、百貨店しかできないと思います。それに、最近では、百貨店もショッピングセンター化しているとは言え、入るテナントも、その百貨店のブランドがあるから入って来るのであり、そう言った意味で、百貨店は、せめて中心地だけでも残ってもらいたいものです。

 

 

 

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