2020年9月21日に横浜港を周遊するマリンルージュに乗りアフタヌーンティーを楽しんで来ました。
因みに、このマリンルージュは、サザンオールスターズのLOVE AFFAIR~秘密のデート~という歌にも出て来ます。
実際に、後でも述べますが乗船の終わりの方で船内でも流れて来ます。
さて、マリンルージュは、株式会社ポートサービスが運営する観光船で、マリーンシャトルやシーバスとともに、山下公園内の乗り場から出航し、戻って来るようになっています。
この種の船は皆そうなのかも知れませんが、外観が光進丸に似ている感がありました。
ご存知な方も多いでしょうが、マリンルージュのルージュはフランス語で「赤」を意味します。そうすると、英訳すれば「レッドオーシャン」(血の海)とも訳せないこともなく、えらくイメージが変わってしまいそうです。こう考えると、フランス語は、同じ意味のものでも良いイメージにしてしまう不思議な力があるように思います。
話はそれますが、ブラック企業だって、ノワール企業と言ったら、なんか洒落たイメージになってしまいますね。
余談は、この辺にして話を戻すと、船は二階の船室外側と最上階にデッキがあり、乗船後は最上階のデッキに上がりました。
乗り場が山下公園内にあるため、クラシックホテルで有名なホテルニューグランドのような近くの建物や、コスモワールドの観覧車、半月形をしたインターコンチネンタルホテルと言ったみなとみらいのビル群を一望できます。
ガンダムファクトリーという近々オープンする施設も見えました。
もともとは7月にオープンの予定でしたが、新型コロナの影響か、10月に延長され、それがさらに延長されたものの、来年初めにはオープンするそうです。
駐車場のような施設の中には、ガンダムらしき構造体が見えるでしょうか。
暫くすると汽笛が3回なり出航しました。
出航後は、まず船室に降りて、本来の目的であるアフタヌーンティーを嗜みました。
船内には、新型コロナ対策として殺菌消毒スプレーが複数設置されていました。
船室は複数あり、自分達はCEREZO(セレッソ)という部屋でした。スペイン語で「桜」の意味だそうです。
アフタヌーンティーは、ケーキと飲み物のセットであり、ケーキはブルーベリーとイチゴをコンセプトとしているようでした。
飲み物は、コーヒー、紅茶、リンゴジュース、ウーロン茶から選択でき、コーヒーと紅茶は、さらにアイスかホットから選べます。
自分達は、最もオーソドックスと思われる紅茶を選びました。
アフタヌーンティーの料金は、乗船料込で、大人2,500円、子ども2,400円でした。
他にも、追加料金がかかりますが、アイスクリームもありましたし、酒類を飲むこともできます。
アフタヌーンティーの間に、船はレインボーブリッジをくぐりました。
しばらくすると、三菱倉庫の周辺に、キリンの形をしたガントリークレーンが見えます。
つづいて、流通センターと赤い灯台を通過しました。
その後、JFEスチールの東日本製鉄所がある扇島を通過します。
この扇島は、以前に車で羽田空港に行く際に、直近のインターを飛ばしてしまい扇島ICで降りたことがあったので、名前は知っておりました。
その後、横浜と羽田空港方面を結ぶ鶴見つばさ橋をくぐりました。レインボーブリッジより長いそうです。
住友倉庫の近くには、エバー航空のグループであるエバーグリーンのコンテナが置いてありました。このエバーグリーンは、もともと海運で栄えた会社です。
再び船室に戻ると、冒頭でも話したサザンオールスターズのLOVE AFFAIR~秘密のデート~の歌が流れて来ました。
1998年2月
リリースなので、サザンオールスターズとしては、そんなに昔の歌でもないのですが、さすがに子供達は知りませんでした。
少し思ったのですが、地方の遊覧船に乗ると演歌が流れたりするようですが、子供達からすると、それと似た感覚なのかも知れません。
再びガンダムファクトリーを通り、高速道路沿いにさりげなく生えている亜熱帯樹が見えてきたら、そろそろクルーズ終了です。
何日か前まで小雨の予報が出ておりましたが、実際には晴れて天候に恵まれ、良いクルーズとなりました。
おまけでインド水道の写真をupします。