2023年

6/12  今日留学のことでとっても疲れた。領事館に行ったら、事前予約が要るってさ。そんなの全然知らなくて(泣)、認証は電話で問い合わせないといけないらしいけど、警備のおじさんが「電話は通じないからメールした方がいい」と教えてくれたので、家に帰ってメールすることにした。せっかく領事館まで来たからには実りあるものにしたくて、近くのマークイズに行ったり、博多駅をうろうろしたりした。

家に帰って、3回電話しても案の定繋がらなかったので、メールしたら、既レスで返信が来てびっくりした(笑)

でもなんと予約は早くても8月1日~しか取れないんだそう…。正直こんな多いと思ってなくて焦った。西安交通大学は入学申し込みするときに、犯罪経歴証明書の提出が必須なので、もう西安交通大学無理じゃん…と。

どうしよう、いっそ大学を変えるか?!と考えたとき、さっき行ったマークイズの本屋(ツタヤ)で見た、中国の本を思い出した。留学の本がないかなと探した時に見つけた本だった。それをパラパラとめくったときに目についた、湖北省と河南省のことを思い出し、インターネットで湖北省の大学を調べた。湖北省の武漢大学なら申請時に犯罪経歴証明書がいらないことを確認した。

でも「西安交通大学」に留学すると申請して通った犯罪証明書を、西安交通大学ではなく、武漢大学に手渡すことになるかもしれない。そうなれば、警察に嘘ついてしまったことになる…?、と心配性ゆえネガティブに考えてしまい、頭がパンク状態に。

…でも、一番問題なのは、私がこれまでずっと、西安交通大学に「犯罪経歴証明書は必要なのか (提出できなくても申請させてもらえないか)」を訊くのを渋っていたことだ。ずっとこれまで、何か気のりがしなくて質問してこなかったのが悪い。

頭がパンクしたまま、夕食の手巻きずしを食べた。食べている間もずっと考えていた。正直、警察につくかもしれないウソは、大したウソじゃないし、国立大学なのは変わらないから間違ったことはしていないんだけど、「虚偽罪とかに当たるんじゃないか」ってすごく心配する。あぁ私はうそをつけない正直者なんだって感じる。

気分を変えたくて、母の「ずっと座っとったけん腰痛かろ?(笑)」というふとした提案で、近くの公園へ。2人で月1くらい、公園のぶら下がり棒にぶら下がりに行ってたので、久々にしに行くことにした。なんだか、私幸せものやね…涙出る。

ぶら下がって胸を伸ばしに行く。母が「今日ごみ回収の日やった!」って、不然物を出しに行った間、私は先に腰を伸ばしていた。合流して2人で腰のばし。母は足が地面につかないけれど、私はつく。「あぁ腕が長いんやねぇ」と母。私は「そっち!?」って思って、この前した健康診断の結果をもとに「私153(センチ)やったよ」って言った。母は健康診断の結果をもとに「私は150あるかないか」って言っていた。母の健康診断は毎年受けているやつだが、私の健康診断は、留学のために3年ぶりくらいにわざわざしたものである。

そう、今の私は留学のためにいる。

手まきずしを食べているとき、「日本にいてもまだ知らない所はあるし知らない事もある。もしかしてまだ日本で放浪バイトをしてもいいかも」なんてふとよぎった。でも、もう私は後戻りできないくらい物事を進めたし、何より「留学行きます」と伝えた人たちにメンツがある。何がなんでも外国に行きたい。行かなきゃいけない。

 

公園に行って、風呂に入って、西安交通大学にメールしようかな、という気に変わった。「メールして、もし犯罪証明書が6月中に提出できないとダメ、又は、半年の留学でも、提出しないとダメと言われたら、縁がなかったときっぱり諦めよう。そして武漢大学の半年間の留学に申込もう(1年だとお金がぎりぎり&半年留学なら犯罪経歴証明書が要らないので、警察に嘘をついたことにならない)」 風呂に浸りながらそう決めた。

 

風呂あがり、さっそくメールを作成。これまで私はメールを書くのが面倒、かつ、メールして先方に迷惑かけたくなかったのだ。こんなこと言うのはずかしいけど、私はとにかくコミュニケーションがしたくなかった。私は気の知れた仲じゃないと、すぐ会話を終わらせたくなる。

今回のメールは、結構すぐ取り組めた。風呂で「ふっ」と決断してから揺らぐことがなかった。

 

父が寝る前にメールの文を見てもらおうと考え、何とか9時前に中国語でメールを書き、父に見せ、少し手直ししてから送信した。このメールが明後日までに返ってこなかったらどうしよう。ビザの予約も早めにしたいが、予約に大学名が必要なので、メールが帰ってくるまでどうすることもできない。早くメール来てほしい。万事如意。没事。明日また考えよう。焦って考えることでもない。

 

鍋が不燃物に出されていた。もう33年使っていたそうだ。きっと本来の寿命は10年くらい。すごいな…。ありがとう。