LPIC Level2,Level3に向けての実機での演習に絞った内容で、
毎週メルマガを発行しております。
現在紹介したインストール方法の概要です。
1.VMKnopixのISOイメージのまま起動するUSBブート
2.その他ディストリビューションのためのUSBブート
3.Debianのフルインストールを行なうためのUSBブート+RAID0
4.それぞれの仮想環境上でインストール可能なRAID0
5.WinXP+VMWarePlayerを使用したインストール
6.Debian+VMWarePlayerを使用したインストール
7.VMKnoppix+QEMUを使用したインストール
8.Debian+QEMUを使用したインストール
また、私のページでは紹介していませんが、一般に出回っている2つのインストール方法があります。
9.一般的なクリーンインストール
10.一般的なマルチブートインストール
今週はRAID0を使って、8GB+8GBの2つのUSBメモリを
1つのパーティションのように扱う方法を紹介しています。
Level2では、vmknoppixを使用して、出来るだけ、環境を再現できるように
進めて参りました。
Level3にもなると、一通りの設定やインストール、一般的なトラブルシュートが行なえるようになっていると
思いますので、Debian Lenny の様々なインストール方法を紹介することで対応して頂く方がスマートに
進めることが出来ると思います。
今回のUSB+RAID0のインストールは、
システムに、16GBのディスクであるかのように見せることで、
Debian Lennyのフルインストールが可能にしています。
/bootは、ext2で128MB、
もう一台のUSBメモリと容量を併せるためのswapパーティション128MB、
残りすべてをひとつのディスクに見せるためのRAID0。
RAID0上にext2ファイルシステムを作成する方法を紹介しています。
もちろん、VMWarePlayerでも全く同じテクニックが使えますし、
QEMU上でも同様に使えると思います。
(QEMUについては現時点で未テスト)
▼Windows版のVMWarePlayer については、こちらを参考に。
Debianや、VMKnoppixを使用したQEMUの導入方法についても紹介しています。
http://www.labunix.net/usb-vmknoppix/index.html
▼Linux版(Debian)の場合は、ダウンロードしたファイルをroot権限で実行するだけです。
http://www.labunix.net/LPIClevel3/vmplayer_debian_lenny.pdf
▼VMWarePlayer のダウンロードページ
http://downloads.vmware.com/jp/d/info/desktop_downloads/vmware_player/3_0
▼RAID5,RAID0と、RAID0を使ったVMWarePlayer上でのキャプチャ付き、
Debian Lenny のインストールのメルマガ(本日の10時以降に配送予定です。)
http://www.mag2.com/m/0001041363.html
他にもLVMを利用したインストール方法も紹介予定です。