父の死 | アラフィフみどりのニュージーランドライフ

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ニュージーランド在住のアラフィフみどりです。何と、25歳年下の彼T君と同棲中。愛犬ラブラドールのチキン(♀)とロットワイラーのパンプキン(♀)が可愛くてたまらない、親バカなのです。

みなさま、こんにちは。 アラフィフみどりです。

 

実は先日、父が亡くなりました。

 

私の両親は、私が17歳くらいの時に別居。

それ以来、父に会ったのは1度だけ。

 

別居の理由は、簡単にいうと父の不貞。

 

電話で2度ほど話すも、全く楽しい会話でもなく。

要するに私は父を毛嫌いしていたわけです。

 

たまに父に関する情報が入ってきても、ほとんど何の感情も起こらなかった。

 

そんな状況に変化が起こったのは、3年ほど前。

 

潜在意識とか引き寄せの法則というものがあると知り

興味を持っていくうちに、両親との関係が人生に大きく関わっている。

 

詳細は省きますが、そんな事を知って

父がいなければ、私は今ここに存在していない。

 

そう思ったら、もちろん感謝の気持ちが湧いてくる。

そして思い切って、電話をしたわけです。

 

それからは月一くらいで電話しました。

 

父はとても嬉しそうだったけど、1年くらい前から

会話をしていても違和感が。

 

おそらくそれが認知症の始まり。

栄養もちゃんと摂れていなかったようでした。

 

そして施設(老人ホーム)に入所してから5ヶ月後に天国へと旅立ったのです。

 

施設に入ったから大丈夫、なんて思っていた。

だから、3月に日本に帰る時に会いに行こう。

 

そんな風に思っていた私は甘かった。

 

10月に施設の方にお願いして、ビデオチャットをしていたのが救い。

 

すっかりおじいちゃんになっていた父の声はか細く、寝たきり。

 

帰って来るのを楽しみにしているといると言ってくれた父。

 

会いに行っていればよかった。どんなに後悔しても、もう父はこの世にいない。

だからせめて、天国の父に感謝の言葉を。

 

お父さん、ありがとう。