懐かしいアルバムを思い出したので紹介します。
Ten / Tenです。
常日頃思うわけですが、あまりに一般的な単語をバンド名やら
芸名やらにつけてしまうと、このネット全盛の時代、
自ら売れることを放棄しているようなモンです。
ただでさえマニアックだというのに、なんとまぁ探すのが大変か。
彼らもデビュー当時はそれなりに話題になったバンドなのですが、
今となればとにかく探すのが面倒すぎて困るわけです。
とはいえ、90年代にデビューした彼らの音楽性は素晴らしく、
叙情的なメロディと、比較的低音のVo.がとても優しく、
それでいてハードなギターが被さるので「ハードなAOR」
といった音楽性になっていたように思います。
よくWhitesnakeとの類似性を指摘されますね。
どちらかというと男臭いスタイルのVo.である
David Coverdaleと、ハードでエモーショナルなギターを奏でる
John Sykesの組み合わせとよく似たスタイルです。
特にこのアルバムは元々Vo.のGary Hughesがソロの曲として
書き溜めていたものをバンド結成して出したものなので、
さらにAOR色が強くなっています。
捨て曲無しの素晴らしいアルバムなのですが、
頑張って探しても2曲しか見つかりませんでした。。。
【収録曲】
After The Love Has Gone
http://jp.youtube.com/watch?v=sDkzKLZhZc8
The Loneliest Place In The World
http://jp.youtube.com/watch?v=DACJcsJ-9sg
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