ものまね芸人レイパー佐藤(佐藤文則)のあらかじめ日誌
Amebaでブログを始めよう!

落ちたら恥ずかしいので、昨日、フジテレビのものまね番組のオーディションを受けた事は秘密にしておく。

オーディションの後は、目黒の雅叙園へ飛んだ。

日頃、お世話になっている銀座の社長さんからの依頼である。
言うまでもなく、雅叙園と言えば、結構披露宴会場の老舗。

さぞかし、気品ある新郎新婦なのであろうと思い、こちらもブライダルステージを企画。歌唱力芸人であり、音響技師としても優秀なバンドー太郎を引き連れて、会場へと赴いた。そして、現場にて打ち合わせ。そこで、新郎より驚愕の一言を言われる。

「あのぅ、大人シリーズはやって下さいね。あと、エロいロボコップも。」
この言葉に冗談は感じられない。

そして、迎えた本番。キャンドルサービスで披露宴らしい雰囲気になった所で我々の出番だ。

まずは、バンドー太郎による、松山千春の大空と大地の中で。
相変わらず、観衆の心を掴むのがうまい。客はステージに釘付け。

いよいよ私の出番だ。

ファンファーレと共にステージに登場!客を見回す。心の中の私が叫ぶ、「ま、まずい!小学生らしき子供が三人もいる!」
が、新郎からの期待には応えねばならない。ターミネーター2やタイタニック等定評がある音声芸をやり終え、いよいよエロ芸だ。

「ここから先のステージは、義務教育を終えた方のみ観覧可能となります。」

自分で言って自分で焦っている。そして、いよいよロボコップのオナニー披露。
たのむ、小学生達よ、目をとじてくれたまえ!心で切に願った。が、一人の女の子がガン見だ。
年の頃なら十歳くらいだろうか。

そして、大人のドラえもん。こんな場所で「どこでもマ○コ」かよ!心の私が呟いた。が、会場は拍手喝采。無事、いや一部を除いては無事にショーステージを務め、新郎新婦、依頼人の社長からも絶賛の言葉を頂いた。

その後の打ち上げで、バンドー太郎氏より、「どこでもマ○コの時、ホテルの音響係の人が『ひどっ‼』って言ってましたよ。」と、言われた事が心に響いた。

ホテルの人が呆れるエロ芸を心から笑い合える新郎新婦。これこそ、本当の夫婦のあり方ではないかと諭されたような気がする。そして、このエロ芸を支えてくれたバンドー太郎にもあらためて、感謝の意を表したい。