貿易黒字は儲けではない。 貿易は豊かに消費するため。
貿易黒字は儲けではない。
貿易は豊かに消費するため
ということしっかりと根付いていたのは、某所での反論の拠所でもありました。
しかしながら、リーマンショック後にいろいろな議論があった、日本が輸出依存でなくても、輸出産業へのダメージから日本の受けた被害を考えると、貿易立国といえるのでは?
そうならば、今の超円高は輸出企業へのマイナス要因は、日本にとっても良くないのか?
電気大手全社黒字
超円高なのに、海外需要が好調だからとか。
コレで、円安になればたしかに雇用は増えるのかもしれません。
平成20年のデータ
GDP 541,494(単位はすべて10億円)
輸出80,429, 輸入58,982
輸出はGDPに対して約14パーセントです。
輸出-輸入21,447
輸出-輸入ですと、約4パーセント。
疑問なのは、GDPで計算するのには、付加価値分のみで原材料費は含みません。
輸出企業が輸出した分の付加価値が、GDPに加えられると思います。
ということは、原材料から中間材を製造する企業が、輸出企業に製品を納めた分までの付加価値は、輸出には含まれないということでしょうか?
もしそうだと、輸出依存ではないと言っても、日本の輸出の占めるウェイトは高くなるのでは?
それなら、リーマンショックのときに、輸出依存ではないはずの日本への影響が、世界でもかなり大きかったのが理解できるのですが。
日本の製造業が産業の2割程度とはいえ、投資などに絡む建設などにも影響はあると思いますので、もしかしたら、不況の予測から投資が控えられたダメージも含んでいるのかもしれませんが。
輸出依存が低くても、輸出産業は日本にとって重要なものなのでしょうか?
GDPは付加価値分だけが積みあがった数字、なら、輸出も?
見えていないだけで、本当はもっと輸出産業の裾野は広い?(だから外需減少が大ダメージに?)
そう考えました。
そのことについて、僕が勝手に先生と思っている方に質問をしました。
答えは・・・
「付加価値(もうけ)は、輸出価格に含まれています。」
by菅原先生
うーん、思いっきり、生産面と支出面を混同していました。
ということは上記のデータ
GDP 541,494(単位はすべて10億円)
輸出80,429, 輸入58,982
輸出はGDPに対して約14パーセントです。
輸出-輸入21,447
輸出-輸入ですと、約4パーセント。
は間違いなく、日本のGDPに占める輸出の割合ということです。
「円安より円高が望ましく、貿易黒字はなくても構わない(輸入額が多ければ、それだけ豊かな消費生活を送る)のです。
日本の 供給側は GDP+輸入です。これが多ければ多いほど、消費生活は豊かになります。
輸出(生産)は手段で、輸入(消費)が目的なのです。これは日常生活の論理そのものです。」
by菅原先生
以上を忘れないように、しかと肝に銘じておきます!!
マンキュー一版のほうですが、1と2を買いました。
ス ティグリッツ入門経済学ですが、冒頭読むと、菅原先生のよく仰られる、経済が科学という記述や、経済学者同士の意見は、世間のものより差が小さいとして、 経済学のコンセンサスというコラムなど、読み物としてもなかなか面白そうな感じです。(2版でもマクロでのミクロの基礎付けや、成長理論も多少掲載されて いるようです)
貿易は豊かに消費するため
ということしっかりと根付いていたのは、某所での反論の拠所でもありました。
しかしながら、リーマンショック後にいろいろな議論があった、日本が輸出依存でなくても、輸出産業へのダメージから日本の受けた被害を考えると、貿易立国といえるのでは?
そうならば、今の超円高は輸出企業へのマイナス要因は、日本にとっても良くないのか?

電気大手全社黒字
超円高なのに、海外需要が好調だからとか。
コレで、円安になればたしかに雇用は増えるのかもしれません。
平成20年のデータ
GDP 541,494(単位はすべて10億円)
輸出80,429, 輸入58,982
輸出はGDPに対して約14パーセントです。
輸出-輸入21,447
輸出-輸入ですと、約4パーセント。
疑問なのは、GDPで計算するのには、付加価値分のみで原材料費は含みません。
輸出企業が輸出した分の付加価値が、GDPに加えられると思います。
ということは、原材料から中間材を製造する企業が、輸出企業に製品を納めた分までの付加価値は、輸出には含まれないということでしょうか?
もしそうだと、輸出依存ではないと言っても、日本の輸出の占めるウェイトは高くなるのでは?
それなら、リーマンショックのときに、輸出依存ではないはずの日本への影響が、世界でもかなり大きかったのが理解できるのですが。
日本の製造業が産業の2割程度とはいえ、投資などに絡む建設などにも影響はあると思いますので、もしかしたら、不況の予測から投資が控えられたダメージも含んでいるのかもしれませんが。
輸出依存が低くても、輸出産業は日本にとって重要なものなのでしょうか?
GDPは付加価値分だけが積みあがった数字、なら、輸出も?
見えていないだけで、本当はもっと輸出産業の裾野は広い?(だから外需減少が大ダメージに?)
そう考えました。
そのことについて、僕が勝手に先生と思っている方に質問をしました。
答えは・・・
「付加価値(もうけ)は、輸出価格に含まれています。」
by菅原先生
うーん、思いっきり、生産面と支出面を混同していました。
ということは上記のデータ
GDP 541,494(単位はすべて10億円)
輸出80,429, 輸入58,982
輸出はGDPに対して約14パーセントです。
輸出-輸入21,447
輸出-輸入ですと、約4パーセント。
は間違いなく、日本のGDPに占める輸出の割合ということです。
「円安より円高が望ましく、貿易黒字はなくても構わない(輸入額が多ければ、それだけ豊かな消費生活を送る)のです。
日本の 供給側は GDP+輸入です。これが多ければ多いほど、消費生活は豊かになります。
輸出(生産)は手段で、輸入(消費)が目的なのです。これは日常生活の論理そのものです。」
by菅原先生
以上を忘れないように、しかと肝に銘じておきます!!
マンキュー一版のほうですが、1と2を買いました。
ス ティグリッツ入門経済学ですが、冒頭読むと、菅原先生のよく仰られる、経済が科学という記述や、経済学者同士の意見は、世間のものより差が小さいとして、 経済学のコンセンサスというコラムなど、読み物としてもなかなか面白そうな感じです。(2版でもマクロでのミクロの基礎付けや、成長理論も多少掲載されて いるようです)