働かないアリに意義がある | 人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にあり

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働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)/メディアファクトリー
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女王バチのために黙々と働く働きバチや、列を成して大きな荷物を運ぶアリたちに共感を覚えた経験は誰にもあるはず。


しかし実際に観察すると、アリもハチもその7割はボーッとしており、約1割は一生働かないことがわかってきた。


また、働かないアリがいるからこそ、組織が存続していけるというのである!これらを「発見」した著者による本書は、アリやハチなどの集団社会の研究から動物行動学と進化生物学の最新知見を紹介。


人間が思わず身につまされてしまうエピソードを中心に、楽しみながら最新生物学がわかる科学読み物である。


生命の不思議に感動すると共に、読後には社会・会社・家族などへの考え方が少しだけ変わる、ラクになる。


《amazon.co.jp 内容案内より》



図書館で本棚を見て気になり、手にとった一冊です




この本のタイトル“働かないアリ”というのはこの本を読み進めていくとわかると思うのですが、働かないという意思があるような感じではなく、アリが行動するために必要な仕組みが働くアリと働かないアリを生む理由のようです



しかしこの働かない存在があるからこそアリの組織は崩壊しないようになっているというのはとてもおもしろく、また良く出来ているなと感心してしまった



いろいろな実験、研究を元にヒト以外の動物にも存在する社会の仕組みを見てみると、人間社会とは違う仕組みでまわっていることが分かりとても考えさせられる一冊でした



どんな存在も意義が存在すると考えると、もしその意義を見つけられない状態に陥っているとすればそれは自分がそして周りが見つけられていないだけなのだと改めて感じる今日この頃です



では、今日の気になる一言を…



『ムシの社会が指令系統なしにうまくいくためには、メンバーのあいだに様々な個性がなければなりません… 「個性が必要」とは、すなわち能力の高さを求めているわけではないのが面白いところです。仕事をすぐにやるやつ、なかなかやらないやつ、性能のいいやつ、悪いやつ。優れたものだけではなく、劣ったものも混じっていることが大事なのです』



by 長谷川英祐