大河ドラマ「江」江戸城騒乱を見ました。
向井理さんの徳川秀忠と江の場面は
予想を上回るものでした。
江戸城に帰ってきた秀忠の江の場面で
・・・
それが戦乱の世だ。
わたしはそれを終わらせたかったのだ
されど 誰一人傷つけることなく
太平の世を築くのは、絵空事にすぎぬ
ここまでは 予想してました。
ここから、秀忠は淀殿や秀頼の気持ちを
考えて、江の亡き父母などの気持ちと
だぶらせた意見を言うのかなと
思っていたのです。だけど
わたしは何があろうと 天下を太平にする
戦のない世を作ってみせる
それが そなたの姉上、秀頼さま、そのお子をあやめた
わたしにできるただひとつのつぐないだ
血を流すはこれが最後だ
わたしが最後だ
この台詞は天下を太平にするということが
どんなに難しいことかと実感している
将軍秀忠の覚悟がひしひしと伝わる場面です。
このあたりずっと泣きながら見ていたのですが
最後に
わられの子や孫が誰かを殺すことはない
断じてない
ここで 号泣です。
この台詞には、どどーんとやられました。
以前のドラマ大奥で
徳川家茂とその御台所皇女和宮
のお話がありましたが、
体の弱い、将軍家茂が京都に武装して
行くときに、安達由実さん演じる皇女和宮は
夫婦仲良かった思い出と、将軍の写真が
あるからお見送りできるというのです。
でも母である野際陽子さん演じる実成院は
病弱な息子が遠くまでしかも戦に行くということが
どうにも耐えられず 狂気を演じるのですが、
この野際陽子さん演じる実成院の気持ちに
本当に共感したことを覚えているのです。
今回の秀忠の台詞は、この時の
野際さんを思い出すものでした。
今の日本が平和なので、ついつい
太平じゃない世の中というのは
危険と隣り合わせ、死を覚悟する世の中というのを
想像するのですが、
それよりももっと 怖いのは、
わが子が・・・
考えるだけで、怖いです。
服部真澄さんのKATANAでは
豊臣秀吉が刀狩をしたおかげで
そしてその後
士農工商という身分わけができて
刀を持つ人が武士だけに限定された
おかげで、
今の日本の治安があるという説でした。
そうだとしたら
戦国時代というのは
その時代の人にとっては
とても大変だったのでしょうけど
今の日本の 礎なのですかね。