昨日の続きです。


日本史の苦手な私ですが、ある夏

東寺の写生会に子供と一緒に参加します。


それまでのわたしの東寺の知識は

弘法大師の建立された五重の塔の有名な

お寺 という感じでした。


写生会では、子供と付添の保護者は中に入れます。

子供が写生をしている間、希望した保護者は

講堂や金堂を案内してもらい、説明が聞けます。

(説明は、一般の拝観の時も希望すればしてもらえるそうです。)


講堂に入り、弘法大師 空海があらわした

立体曼荼羅は、1200年後に見ても

すごすぎて、どんな本よりも、どんな芸術よりも

今まで見た中で、人間が作ったものとしては、

断トツのすごいものでした。


東寺のサイトにも 説明されていますが

ぜひ 実物を見てほしいところです。


説明の一部は、


立体曼荼羅の中心に大日如来が座しておられ、

東側に観音菩薩 西側に不動明王です。

慈愛に満ちた観音菩薩ですが

まだ悟りを開ききれず着飾っています。

不動明王は 怖い顔で立っています。

四隅に四天王が餓鬼を踏みつけて立っています。

餓鬼は、人間の欲を表しているそうです。


やさしい観音菩薩も怒りの不動明王も

実は、大日如来さまが、人と接するときに

その人に合わせた姿に化身したとも

考えられているそうです。


この話が、宗教っぽくなくて

ほんとに人間ぽくて、

また その日が写生会だったので、

そこかしこに その情景があり、

暑い中、うちわで子供をあおいであげている

保護者や、

飽きてきて あそびだした子供を叱りつける

保護者がいて


1200年前も今も同じということに

あらためて感心したのです。


わたしの文章力の拙さから

全然 伝えられていません。


こうして 弘法大師空海に興味をもった私ですが

大好きな服部真澄さんの著書に「最勝王」が

あり、ここにも運命を感じたのです。


そして 「最勝王」を読んで

弘法大師 空海のすごさは

私の中で ますますパワーアップするのです。


子供の好きな本にも餓鬼というキャラが出ていて

餓鬼って1200年前からいたんだよと

2人でびっくりするやら 感動するやらでした。