わたしたちがやっているヨガというものの本質はどんなものでしょう。
ヨガは体操やエクササイズと似ていますが明らかに違うのは日々の暮らしに直結しているということです。
イライラした時に深呼吸を2、3回するのもヨガ、妊婦さんが目の前に立ったら席を譲るのもヨガなんです。
毎日毎日、瞬間瞬間を新しいものと感じ、深い呼吸のように手放しては受け入れることを繰り返していく。
新陳代謝は即され血液やリンパ液はたっぷり流れ、自律神経は整っていきます。
若い頃、新しいものや流行に飛びついていた感性も歳を重ねるとあまり興味もなくなり、逆に拒否感さえも感じたりするものです。
ぼくも今回のコロナ自粛で我先とオンラインヨガに飛びついていくのには少なからず拒否感を感じていました。
「ガツガツしてるなぁ」とか「リアルが出来ないとすぐこっちかよ」みたいにね。
しかしクラスが出来ない状態が1か月ほど続いた時にもう6年もクラスを持たせてもらっている東京のヨガスタジオ”studio lotus8が「政府がやらないなら自分でやる」と自主ロックダウンし1か月のスタジオ閉鎖を敢行しました。
都内の大きなスタジオを1か月閉鎖するのはとても大きな損害が出ます。
マジでスタジオ存続の危機です。
そこでクラウドファンディングという形で寄付を募りました。
その御礼としてオンラインのクラスをするので協力してくれと言われ週に4本クラスを持つことになりました。
それまでLINEで会話することはあってもオンラインでのヨガクラスは未経験。
zoomなんてアプリはスマホにもMacにも存在してないまっさらの状態からのスタートでした。
部屋を片付けて自分の姿を映せる場所を作りスタンドや何かで照明を工夫し、生活感を出さないように壁にインド風の布を張ったりと簡易スタジオをつくりました。
今日本中にこんな簡易スタジオが出来てるものと思われます。
オンラインクラスは思ったほどの違和感はありませんでした。
瞑想のクラスでも複数で座って瞑想しているあの共感を感じることが出来ました。
オンラインをしたことで遠くに住んでる方々ともヨガをすることができました。
出かけなくていい、着替えなくていい、ノーメイクで、なんならパジャマでもなんていう人もいます。
リアルで触れ合えないという大きなデメリットはありますが、他の多くの恩恵を頂いてます。
あのままアンチオンラインで拒否し続けていたら、今こんな感覚は味わえていません。
小さなことですが、未知のことに踏み出せてよかったと思っています。
ヨガインストラクターという仕事をしていながら、やってもいないものを受け入れず拒否してたんだなぁという少しの反省とオンラインクラスに誘ってくれたLotus8とオンラインでも開催してほしいとリクエストしてくれた生徒さんに感謝してます。
ヨギーが健康で柔軟な心と体でいつも若々しくいるのも、新しい体験を積み重ねていくからこそ。
家に居ようStay Homeなどという理不尽な要求をされていますがこの状況は新しいこと、今までやっていなかったことに踏み出すチャンスでもあります。
心や脳細胞までStay Homeさせてはいけませんよ。
zoomオンラインにトライしてみようという方は下記の記事をよく読んで。
そして小学校の時は想像もしなかった世界を楽しんでみませんか。
ZOOMの使い方参考映像
PCの方:https://www.youtube.com/watch?v=abLIuNtnxgQ&list=LLDQPcYiqfuLua2o8ZtQweWA&index=4&t=0s
i Phone、i Pad 、Androidの方:https://www.youtube.com/watch?v=X3z00JUpZCg&list=LLDQPcYiqfuLua2o8ZtQweWA&index=3&t=2s
zoomのインストールなどで困ったら(参考サイト)
https://zoom-support.nissho-ele.co.jp/hc/ja/articles/360022036391-アプリインストール方法-PC版-