今朝のプラクティスは太陽礼拝ABを五回ずつ丁寧に行い、ナヴァーサナをケン先生に教えていただいた方法で練習し一連のフィニッシングをやった。これで40分ほど。フィニッシングだけでも結構力が入ってしまうのでちょっとだけシャバーサナをした。いつもは時間の都合でカットしているけど5分ぐらい余裕があったのでちょうどよかった。
そのまま眠りに落ちることはなく身体の力を抜いてリラックスすることができた。
20~30分ほどの練習時間でシャヴァーサナを入れるのはなにかもったいない気がしているのだが、やはりこれも大切なポーズ。

初めてのシャヴァーサナの経験はもちろん初めてヨガをしたLotus8の小林愛さんのラブキャンドルヨガだった。
リラックス系でもあるけど結構動き身体がのびのびして温まったところで最後にシャヴァーサナだった。
愛さんのシャヴァーサナは比較的長い。動いた後に静かに横たわるのは気持ちがいいのだが、あまり長いとせっかく動かした筋肉がまた固まってしまうようでもっと短めにしてほしかった。始めたころは...。
しかし、何回か通うようになってこの長さがたまらなく心地よくなって、もっと横たわっていたいと思うようになった。時にはそのまま落ちてしまうことも多くなった。

たっぷり身体を動かした後の休息という意味だと思っていた。
もちろんシャヴァーサナでは休息は大きな要素のひとつだ。
それは身体の休息だけではなく精神・魂・意識の休息でもある。
なにも動いていない屍の状態になってなにを見るでもなく何を聞くでもなく・・・。

ポーズから離れるとき、呼吸に意識を戻し、身体の先のほうから徐々に動かし、ゆっくりゆっくりと現実の世界に戻ってくる。仰向けから横向きになりゆっくりと起き上がるとき、いつも天神博士の実験台の上で初めて動いた鉄腕アトムになる。
使い古した中古の体に新しいエネルギーが注入されたみたいに不慣れな身体を確かめるように動かす。
少々ぎこちないが、大丈夫やっていけそうだと。
大げさに言えば新しい世界に生まれ直したような感覚を持つ。
いつもの生活に戻れば、普段の慣れ親しんだ身体になっているが、身体のどこかでさっき生まれ直した何かが新しい脈動を始めている。
Reborn
shavasanaから離れる度に身体の中で新しい何かが生まれる。