盆踊り会場あるある
夏になると各所で櫓を組んだり、ステージだったりで地域のニーズに合わせた形の盆踊りが始まります。
毎年、同じ頃同じ場所で行われることが多いです。
でも、私たちディープな踊り子は、年柄年中どこかで踊っています。
だから、だいたいディープな踊り子は顔馴染みになりますが、実際本名を知らず、勝手にあだ名をつけていることもよくあることです。
例えば、私は、大阪から伊丹や尼崎に頻繁に遠征しています。
そうすると、あの河内音頭の子とかあの大阪からきてる子となるわけです。
なぜ遠征をするのか?
それは、なぜかというと、大阪には民踊がないからです。
主に生唄、生演奏の河内音頭、江州音頭、泉州音頭の地域なのです。
私は、
祖父→土着の音頭とり
祖母→琉球舞踊踊り子兼三線←この人は、戦後流しでもしていたらしい
母→河内音頭踊り子兼囃子兼三味線
だったので、音頭の家系に生まれ、物心ついた時から音頭の櫓にいたけど、育ったのは、和歌山市なので、民踊の地域でした。
だから、民踊が恋しくなるのです。
民踊に出会うために、遠征をするのです。
新しい曲に出会うために
知らない民踊に出会うために
そこしか踊られない民踊に出会うために
そのため、遠征先で顔馴染みさん以外の地域の方によく言われるのは、なんでも知ってるのね。どこで覚えてるの?
どこでも覚えてません。
その曲の雰囲気と音と前のフリからの想像と見様見真似です。
それでも楽しめるのが盆踊りなのです。
そして、私がうろ覚え太夫の所以です。
(ピング)