今日はわたしの愛読書(師匠)を一冊ご紹介します。
ご存知の方も多いとは思いますが。
わたしは出産前まで、ちょっと書く仕事をしておりました。
語彙が少なく、また、意味の勘違いが多いという
書く人間としては致命的な欠点をもつわたしを、
いつも傍らで熱くご指導くださったのが「新明解国語辞典」でした。
最近はすっかり忘れ去り、本棚に深く埋もれておりましたが・・・。
師匠、すみません!
で、なんでまた師匠がカムバックしたかというと、
前回(3/9)のブログで【まっとう】の意味を考えているときでした。
ネット辞書では、どうも意味がしっくりこない。
「まともなさま。まじめなさま」くらいで、
わたしのイメージする【まっとう】とは、遠くかけ離れている・・・。
ちがう、ちが~う!そんなの真の【まっとう】じゃないっ!!
だれかだれか助けてぇ~~~!!
と悶え苦しんでいるとき、ふと思い出したんです。
「あ、そういや新解さん」 と。
で、20世紀少年の後ろに眠っていた新解さんを引っ張り出し、
さっそく調べてみました。
【まっとう】
①正当を伝えていることを表す。
「アメリカに今の日本よりも-な仏教があることをこの30年ほどのあいだに感じた」
②ごまかしや、自らを偽る所が無く、大筋において正しい方向を志していることを表す。(中略)
③心根が純粋であり、常に自己を高め社会をより住み良くしたいと願っていることを表す。(中略)
「善いことをするためにまっすぐに行く足、-なことをするため働く手」
す、すごい!さすが師匠!!
ここまで的確にわたしの心を代弁してくださるとは!
まさかアメリカに、そこまで【まっとう】な仏教があったなんて・・・わたしだって初耳ですよ。
師匠、この30年って、どの辺の30年ですか?
その30年に、一体何があったのですか?
ていうか師匠、アメリカにいたんですか??
それにね、大筋においてのところ、師匠の細心の心遣いを感じます。
そうなんですよ。わたしもね、そんなにいつもいつも正直者ではいられませんし、
結構ふらふらしちゃいますよ、いろいろね。
でもね、反省して、またやり直して、
そうやって、大筋において正しいであろう方向を目指してるわけです。
その辺の自信なさまで、見抜いておられたのですね!
・・・とまあ、いちいち対話したくなる辞書なんです。なんか人間臭いんです。
この辺の面白さについては、
「新解さんの謎 (赤瀬川原平 著・文春文庫)」にいっぱい書かれていますので、
ぜひ読んでみてください。
では今日はこの辺で。
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