【教育に携わる者として】教育とは、子供に合わせることではない。 | 【板橋・練馬・豊島区】変化がわかる総合学習塾 ラボ寺子屋のお触書 ~ブログ~

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今月に入り、例年以上のハイペースでお問い合わせ、体験をいただいており、年々評価をいただいているということを実感しております。

そうしたお問い合わせいただく際、できるだけ各ご家庭からお子様について、詳しく、様々なお話をうかがっています。

最近増えているのが、地域で大きいと言われている、名の知れた塾からの転塾。

当塾は、ほとんど広告活動というものをしていません。
(その理由は、今回は本筋とは違うので、触れません)
そのため、ご紹介や近くを通りかかった方からのお問い合わせが9割を占めていますが、転塾という方は、ほとんどおりませんでした。

先日もお話をうかがう中で、決して批判をするわけではありませんが、
「通っている子供、ご家庭がかわいそうだな」と感じることが増えました。」

塾というのは、一般的に親がお金を払い、子供がサービスのほとんどを享受する、という実に特殊なサービス業です。(私は教育サービス業と言っています)

サービス提供のメインはもちろん、子供ですが、あまりにお子さんの様子を保護者が知らないということ。これは
私はかつていた大手塾の教室長から習ったものです。
当塾も、理想としている状態には程遠い程の保護者へのサービス提供ですが、それでも満足していただいているご家庭の方が多いようです。

先日お出でになった家庭は、個別指導で子供を通わせていながら、結果がともなわなかったというのが、転塾の理由だそうです。

そのご家庭からお話をうかがう中で、あまりにも塾の存在感が薄かったことがとても気になりました。

先日、同じ塾と思われる塾から転塾の小学生がいらっしゃいました。
やはり、現場レベルに任せてしまっており、子供の顔が見えていないんだろうなと感じながら、お母さんの話を聞いていました。

その2つのご家庭に共通していたフレーズがありました。
「塾には楽しく通っている、通うのは嫌がっていない。しかし結果が伴わない」

ご家庭が塾に求めるものは、様々ですが、ご家庭はどう言っていても、子供が成長・変化(いい意味で)しているというものを感じてもらえる指導をしなくては、教育業でお金をもらうことはできないと思っています。

業界的に、若い先生や学生の先生が担当するのは仕方のない部分があります。しかし、私も同じ立場で指導をしていましたが、先生が生徒を想い、必要であればご家庭に提言するということが少なくなってやしまいか?と感じました。

もちろん、子供やご家庭に対して、耳の痛いことや、言いたくないことも言わなくてはならない時があります。それを言ったことによって、関係性はそれまでのようにはいかなくなると思います。
しかしながら、決してその場限りではなく、本当に子供の将来や成長を想っての提言であれば、それは必ず理解されます
なぜならば、それが本気で生徒を考えていると理解されるからです。

教育とは、結果は一朝一夕には結果に現れません。
それでも、一時の関係性を崩してでも、言わなければならないこと、伝えなければならないことがあると思うのです。

私は、その点に関しては、一貫しています。
それは、生徒たちにもとても理解されているようです。

大人は、特に教育という分野において、安易に子供に合わせてはいけないのです。なぜならば、それまでの経験値や見ている世界の広さ、社会という俯瞰した価値観で物事を判断することができるからです。

つまりは、「社会に出た時、大人になった時に間違えていないか?」ということです。

この話をすると、お仕事をされていたり、かつてお勤めされていた保護者の方は、皆さん同意してくれます。

嫌われたり、めんどくさがったりして子供に対して正しいと思うことを指摘したり、促したりしないのは、いけないと思うのです。

私自身の経験でもそうですが、大人になったときに記憶に鮮明に残るのは、耳障りのいいことを言った大人よりも、耳が痛いことを言ってくれた大人の言葉なのです

そして、自分自身が成長し、なぜそのことを言われていたのか?ということを、本当の意味で理解したとき、大きな感動を覚えるのです。

今その瞬間も大切ですが、教育に携わる方々には、ぜひ目の前の子供たちの、10年後、20年後のことを見据えて関わりあってもらいたいと思います。

塾としては、通ってくださる生徒が増えることはいいことです。
ですが、他塾がダメだったので…というのは、本当はなくなった方がいいと思っています。どこの塾でも、ノウハウを持っている方はいると思います。
それが、組織内で共有されていないのか、本当に指導できているのか?と思うご家庭があります。
ご家庭は、学校以外にわざわざ通わせて、お金も時間もかけています。教育費は家計にとって特別なもの。教育業に携わる方は、これらのことを共通認識にしてほしいなと思います。

今回、まとまらない話となりましたが、誠意ある仕事を改めて継続していこうと思います。



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