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ことばがこどもの未来をつくる Since1966

の合言葉に惹かれ、

こどもたちの日本語を育てたい英語教室を

1995年に岐阜でスタートして

おかげさまで28年半。

 

 

ラボわらやパーティ主宰

ラボ・テューター

藁谷昌夕実(わらやまゆみ)です。

 

 

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 【ラボ国際交流】

 

 

「一般財団法人 ラボ国際交流センター」

が主催する、ラボのホームステイプログラム。

 

 

北米交流の事前活動で

こちらが課題図書になっています。

 

 

 

 

鶴見俊輔さんの講演録です。

 

 

(本文 P56より)

 

1840年代の日本には、

英語通詞(通訳)みたいなかたちで、

日本人の英語学者は

何人かいたんですね。

 

そのなかで誰が万次郎のような品格のある

卑屈でない感謝の手紙を

英語で書くことができたでしょうか。

それが学問上の問題なんです。

 

彼らと同じ時代の中で、

この万次郎の手紙はきわだっているし、

この違いに目がいくっていうのは

大事なことなんです。

それが学問なんです。

 

受験勉強は学問じゃありません。

これは今までやった学問の見本を

なぞる仕事ですから、

あれは学習です。

学問というのは違います。

 

受験勉強をやっていると、

どういうのが正確な英語かとか、

テンス(時制)の位置とか

そういうことばかり考えます。

 

しかし、1840年代の日本の中で

この万次郎の手紙は違う。

なぜ違うか、というところに

すっと目がいかないんですね。

それを見分けるのは学問の力です。

 

それを見分けることは、

つきあいのうまい、

人の気持ちをすっとわかる人の心の動きに、

非常に似ているんです。

 

というのは、

万次郎のあの手紙には、

今の日本人にさえめずらしい、

対等性がふくまれているからなんです。

アメリカ人と日本人が対等なんです。

 

万次郎は、自分がもう死にそうになって、

ひもじい状態で助けられたわけでしょ。

学校にも行かせてもらった。

 

その人間と自分は同じ人間で対等であり、

卑屈になるのではなく感謝している。

 

そこがね、おもしろいところなんですよ。

 

助けられたから土下座する

なんてことはないんです。

ここには、今の日本でもなかなか実現していない

一つの特色がありますよね。

 

 

今日の文、しかとこころに留めて

日々生活したいところです。

 

 

 

 

お読みいただきありがとう! 

 

 

 

 

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