マヨネーズが自分で作れると知ったのは

高校家庭科の教科書にレシピを見つけた時だったろうか・・・

 

マヨネーズは買うものだと思っていて

作ろうなんて考えたこともなかったので

そのレシピを見て驚いた!

 

なぜって

卵黄と植物油と酢と塩コショウだったかな・・・

どれもうちの台所にあるものだったから。

 

でも、家でマヨネーズ作ってる人

あまり聞いたことないなあ

そうか、生卵使うから日持ちの問題ってことかな・・・

 

その後、大学での食品の特性を学んだ時に

卵黄には乳化剤にあたる成分があることを知り

マヨネーズの卵黄の働きが、すとんと腑に落ちたのです。

 

家庭科では洗濯、洗剤についても学びます。

洗剤には乳化作用があります。

この乳化作用の仕組みも

マヨネーズの卵黄のイメージで

すとんと腑に落ちたのです。

 

この時、ほんとにおもしろいと思いました。

全然関係ないと思っていたことも

たくさん経験を積んでいくうちに

つながるときが来る

わかるときが来ることが

なんだかわくわくしたのです。

 

そんな経験から

?と感じて、なぜを考えることが

大切だと思っています。

 

そのきっかけ作りのお手伝いが出来たらいいなと

考えています。

 

卵をゆでるという行為も

実は、いろんなびっくりポイントがあります。

 

卵黄と卵白は

加熱により固まり始める温度が違います。

そのことを利用した調理が温泉卵です。

 

おのずと、

温泉卵の作り方がわかります。

 

ゆで卵の殻をするりとむくために

針の孔くらい小さな穴をあける道具が

100均で売っています。

穴をあける場所は、どこでもいいわけではありません。

これも卵の構造がわかると

なるほど、納得できます。

 

これらを知識として学ぶ前に

そういう経験をしていれば

暗記しなくても、

そういうことだったのかと

すとんと腑に落ちて忘れることはないのです。

 

「なぜ」が解明できる喜び、楽しさを

経験しに、どうぞいらしてください。

 

開催日時  7/27㈯ 10:30から

開催場所  コミュニティースペースゆむらん 1階キッチン

参加費   小学生以上ひとり2500円