2日目の朝は快適なテン場のおかげで、ぐっすり寝れて最高の目覚め

2日目の目標は百間洞山の家に16:00までに到着する事です。 でないと夕飯にありつけなくなります

快晴の中、7:45に遡行開始です!
少し行くと、名物が続きます!
赤ナメ。

赤石沢の名の由来、ラジオラリアの赤石が綺麗な赤いナメ滝です。
続いて赤滝?

もう真っ赤です

画像では全ては伝わらない❗
雨で岩肌が濡れると更に赤く染まりますが、まぁ降らなくていいや

左岸を小さく巻いて、渓が右に曲がった所から大ゴルジュが!

ここの高巻きがこの日の核心。
右岸の枝沢を30m程上がると明らかな踏み跡が、遠目ではとても巻ききれる感じはしないけど絶壁の弱点を上手く縫って踏み跡が続いています。
ロープは出さなかったけど、ミスれば確実な死が待っている区間が50m程あるので、不安があれば迷い無くロープを出した方が良さそう。
35分程で高巻き終了。
渓に降り立つと、そこは絶好のテンカラ釣り場

ちょっと振りましょうとgenさんをそそのかし釣り上がって行きますが、全く進みません!
もう爆釣


幾重の滝、深いゴルジュに守られた赤石沢はイワナ達の楽園でした。
貴重なヤマトイワナですから勿論優しくリリースします。
30分程でもう充分楽しませてもらったので遡行に専念。
しばらく遡行してまた渓が右に曲がった所には綺麗な大釜を有した4m滝が!

ここは泳いで突破との事でしたが、駄目元でへツってみたら以外とすんなり突破できました。

ここでザックや身体を濡らさなかった事は大正解で、濡れてしまうと山小屋内にザックを持ち込めないし、焚き火が出来ないから翌朝までにはとても乾かないので、最終日濡れて重い荷物に苦しむ事になります。
大釜滝からも快適に遡行していくと顕著な二俣。
右が百間洞です。

ここから百間洞山の家まで2時間の行程。
ランチにしましょう!
そーめんを茹でて沢の水で冷やして。
旨い( ☆∀☆)
因みに、百間洞原頭には百間洞山の家がありトイレの浄化水が流されているとか?
定かではないですが一応百間洞と赤石沢本谷の水は飲まない方が良さそう。
百間洞に入ると赤石は見なくなりますが、渓相は相変わらずのゴーロ。
開けて明るい沢を快適に遡行していきます。
そして、百間洞最大の15m直瀑に到着


右壁の左上するクラックが気になりますが、アレを攻めるには時間とギアが足りないや。
左岸を小さく巻いてクリアします。
15m滝を越えると、渓は更に開けて原頭の様相に。

爽やかな癒し系の遡行1時間程でこの日の目的地、百間洞山の家に到着です。

そして、赤石沢リベンジ遡行終了

genさんと握手を交わしてお互いの健闘を讃えます!
いやー、いい沢だった❗
東向きの開けた谷なんで朝から夕方まで日が当たって明るいし、気の抜けない小滝や大淵が続く中での点在する名物。
投げ入れたパンにも食らいつく無垢なイワナ達にも癒されました。
何度でも訪れたくなります。
山小屋に到着したのは15:30。
夕飯の受付に間に合って一安心です

予想はしてましたが、大分混雑しています。部屋の空きが残りわずかだったのか、割当てられた部屋?は混雑時の緊急スペース?

この納戸みたいなスペースには既に2人寝てましたが、僕らともう1人が加わり5人が押し込まれる事に!!
僕の身長では足が伸ばせず丸まって寝るしか無い

まぁ山小屋なんてこんなもんだと意見が一致。ひどいと布団1枚に3人で寝ろって所もあるしなー!と隣のおっさん。
それはムリやろ

初山小屋泊にびびりながらも、お楽しみの夕飯が!

山で肉が食えるなんて!!
翌日の長い下山に向けてエネルギーチャージや❗
え?旨いかって?
・・・山で肉が食えるだけで素敵だ!!
旨いカレーでおかわりして満腹

翌日に備えて20時の消灯で床につきました。
遡行タイム
テン場7:45ー8:00赤ナメ8:05ー8:22赤滝8:27ー8:32大ゴルジュ9:07ー11:30大釜滝11:40ー12:38百間洞二俣13:28ー14:15百間洞大滝14:30ー15:30百間洞山の家