12月1日発売のヘアモード1月号からカーブドカットの連載が始まります。

その3回目の撮影をしました。

カーブドカットは、今までのカットに対する常識を超えた考え方を持つカット技法です。

作り手である美容師側からの目線と、お客様目線の両方から、イノベーションしています。

美容師目線では、

①セイムプロセスカット

常識=デザインによって切り方のパターンがある。

⇨⇨⇨全てのデザインをたったひとつの切り方で切る。

②7つのブロックカット

常識=デザインによってカットするプロセスは決まっている。

⇨⇨⇨頭部を7つのブロックに分け、どこから切り始めても良く、どこから切っても繋がる。

③ノーガイドカット

常識=ガイドを守り、ガイドに従ってカット。

⇨⇨⇨ガイドに頼らず、すべてのパネルがガイドのつもりでカットする。


お客様目線では、

④スカルプチャーカット

常識=切りたいデザインが決まったら、最短のプロセスで一発で決める。

⇨⇨⇨1度で決めず、2度切り3度切りして、少しづつカットする。

⑤2次元ビューカット

常識=頭を3次元の球体として捉える。パネルを押したり引いたりしてその丸みを作る。

⇨⇨⇨ヘアデザインを2次元の集合体と考える。鏡の中でデザインをつくる。


今回は、このお客様目線である『スカルプチャーカット』と『2次元ビューカット』について詳しく解説する内容でした。


今までにない考え方を誌面にするので、僕の話が上手く伝わらず、ベテランのスタッフの方もお困りのようでした。

撮影現場では、編集の方、カメラマン、アシスタントについてくれた総店長の上野と僕との4人で、試行錯誤しながら、作品を撮りました。

カーブドカットとはどんなカットか、上手く伝わってくれると嬉しいです。


カーブドカットで、より多くのお客様と美容師の皆さんに喜んでもらえるように、いい誌面を作りたいと思います。

頑張ります。