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デザイナーのランク別に行ってる木村カット塾を開催しました。

ハントモデルさんを使って、カウンセリングからフィニッシュワークまで、レッスンしました。

カウンセリングでは、モデルさんの最終仕上がりイメージと、デザイナーのイメージとを、言葉だけでいかに一致させるかに力を入れています。

ところで、

一般的にカウンセリングの1番最初に美容師が言う
『今日はどんな感じにしたいかご希望ございますか?』
という質問の是非について、よく意見が分かれます。

と言うのも、美容師はデザイナーだから、ゲストの意見を聞く前に提案すべしという考え方です。

ニューヨークのヘアデザイナーがゲストにこの質問をすると、『あなたはデザイナーでしょ、私をどう美しくするか提案するのがあなたの仕事でしょ』と言われ、担当を外されるらしいです。

ただ、僕の考えでは、ゲストの心理を汲み取り、その上で最上の提案をするのが、顧客目線のおもてなしカットだと考えておりますので、まず、ご希望をお伺いするのはありだと思います。

ただ、ご希望通りのままで終わり、プロ目線の提案をしないのは、NGです。

傾聴カウンセリング→提案→納得→感動

という流れで、美容師とお客様がひとつのヘアデザインを共創するのが、僕の理想であり、カーブドカットの考え方です。

もっとレッスンして、美容師レベルを上げていきたいです!



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