昨日はJBCA大阪委員会でした。
サロン内で活躍するビューティーコーディネーターを育てようという会なんですが、
とにかく、初めての試みなんで、会議も試行錯誤です。
今全国に22万件美容室がある中で、レセプショニスト(受付)として働いてる人は、2500人しかいないらしいです。
もし仮に1店舗3人のレセプショニストがいるとすると830店舗。
レセプショニストがいるサロンは、大型の多店舗経営でしょうから、1社3店舗と仮定すると、
なんと全国にレセプショニストがいてる美容室は270社しかないということになります。
確かに周りを見回してもレセプショニストがいるサロンは、ほとんどないですし、JBCA大阪委員会のメンバーでも現状では8割のサロンがレセプショニスト不在です。
この現状を踏まえ、JBCAとして、どう取り組んでいくのか?
非常に多くの課題があります。
ではなぜ現状レセプショニストを置いてないサロンが多いのでしょうか?
やはり、キャリアプラン確立の難しさ、離職率の高さなど挙げられます。
それらを解決し、レセプショニストを単なるレセプショニストとしてではなく、ビューティーコーディネーターとして活躍できるように育てるのがJBCAの使命になります。
その為にレセプショニストを置いて成功してるサロンさんと情報共有したり、取り組みの成功事例を発表し合ったり、いろいろな活動をしていきます。
しかし、レセプショニスト不在のサロンが多い中、レセプショニストの育成に特化するのは疑問です。
美容師にビューティーコーディネーターという知識を身に付けてもらうのも、JBCAとしてのひとつの役割かと思います。
つまり、接客力・人間力を向上させる為に、美容師にビューティーコーディネーターの勉強をしてもらう、という考え方です。
ビューティーコーディネーターの勉強会の内容は、接客そして美のコーディネートに留まらず、人事・教育・財務などサロンマネージャーとして必要なあらゆるものが網羅されています。
JBCAの勉強会を受けることにより、美容師としての幅がすごく広がると思います。
まだまだ委員会の中でもこのJBCAをどういう会にしていくのか模索中ですが、
きっとこれからの美容界にとっては必要で、
新しい価値観を生むものだと思います。
ラ・ブレスはこのJBCAという会を通して、美容界の発展のために、これから頑張っていきます。
よろしくお願いします。
