この日・月・火の3日間は、5年前から参加させて頂いてる『エムズ』という美容グループの年に一度のイベントでした。
約300人のスタッフ全員集まっての勉強会やフォトコン、
30社に及ぶ有力メーカーさんディーラーさんとの懇親会など
刺激と情報が満載の3日間でした。
確実に自分が成長したと感じられる意味深い3日間でした。
そこで、勉強会で心に響いたお話をひとつご紹介します。
矢沢永吉さんのお話です。
矢沢さんの歌に『I love you ,OK?』という歌があります。
矢沢さんのデビュー曲です。
矢沢さんの50歳を記念する全国ツアーのファイナル、日本武道館でのラストソングに
矢沢さんは、この『I love you ,OK?』を選んだそうです。
この歌の歌詞のなかに
『振り返れば長く辛い道も
お前だけを支えに歩いた
窓辺にともる灯りのように
俺のこの胸にいつもお前が燃えている』
というフレーズがありまして、
永ちゃんは、この歌詞の『お前だけ』のところで、感極まり泣いたそうです。
歌が唄えない程泣いたのは今までになく、初めてとのことです。
後のインタビューでそのことを聞かれると、永ちゃんは、
『今やっとこの歌詞の中の お前 が誰かわかった』
と言ったそうです。
さて、『お前』とは誰かわかりますか?
答えは『自分』
そう『矢沢永吉』なんです!
自分が追い求めた『矢沢永吉』像が、自分の支えだったんです。
『矢沢永吉』のお陰で、今の自分があるんです。
矢沢永吉さんは、広島で産まれ、訳あって、両親と離れ、おばあちゃんと暮らしてました。
大変貧しくて、苦労したみたいです。
おかずなしの醤油かけご飯の毎日でした。
ところが、ある日の晩御飯、永吉少年のご飯に卵が2つ入ってました。
『おばあちゃん、間違ったん?卵2つも入ってるで!』
と言うと、おばあちゃんは
『あんた何言うてるの?』
『今日はなんの日か知ってるか?』
『お前の誕生日やんか!』
『おめでとう』
と言われ、泣きながら卵ご飯をかき込んだそうです。
ロック歌手を目指して上京し、工場で働いてた時も、相当苦労したみたいです。
働き先のお昼ご飯時には、仲間の前から姿を消して、一人でいました。
貧しくてお昼ご飯が買えなかったからだそうです。
でも、絶対ロック歌手になってやる。
『日本一のロック歌手に』
という想いだけで、耐えられたんです。
どんな辛い時も、苦しい時も、自分を支えてくれた人
それが、自分が目指した夢『日本一のロック歌手・矢沢永吉』だったんです。
みなさんは自分の夢を明確に持っていますか?
初志貫徹してますか?
自分に負けてないですか?
『I am choosing everything』という教えがエムズの中にあります。
人生の全ては自分で決めている。
自分次第でどんな人生も生きられる。
自分で決めた道に責任持ってるか?
それに向かって、魂燃やしてるか?
っていう意味です。
まさに矢沢永吉さんが、『矢沢永吉』を目指して生きてきたのと同じです。
こんな逸話もあります。
矢沢永吉さんに、バラエティー番組の出演依頼があった時の話です。
『いいねぇ、俺はバラエティーに出てみたいね』
『でも、矢沢 が許すかな?』
これはまさに、矢沢永吉自身が自分の目指す『矢沢永吉像』に向かって生きている証といえます。
また、冒頭の話を受けて、ブレスイズム的に解釈すると、
I love you の you を I に置き換えれば、まさに『自己愛』です。
そして、
you=I
は『自分と他人の垣根をなくす』という壮大な精神宇宙論にまで発展します。
また、you=矢沢永吉像ということで、
youを夢に置き換えることもできるでしょう。
I love my dream.
それは『信念』といえます。
もちろん、僕にも信念があります。
それは・・・長くなるので書きません。
以前にこのブログに書いてますので・・・。
今回矢沢さんの話を聞いて、自分自身を見つめ直すいい機会になりました。
自分の夢や信念について、
もう一度考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
La Bless ラ・ブレス 住之江 阿倍野 天王寺 美容室 木村博次
