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この前サロンでお客様をカットさせてもらってましたら、

その方に、

最近ブログに本の紹介がないですが、

木村さん、最近どんな本を読んでるんですか?


と聞かれました。


あぁ、そういえば、本の紹介もしてないし、

スタッフに本のプレゼントも久しくしてないことに気付きました。


最近読んだ本でナンバーワンに感動したのは

この『もしドラ』

ということで、幹部スタッフにプレゼントしました。


正式には『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』

という本です。

ドラッガーというのは、経営学の父と言われ、世界で一番読まれてる経営学の本『マネジメント』の著者です。

その『マネジメント』を解りやすく、小説風にアレンジしたのが、この『もしドラ』で、

ビジネス書で初の100万部突破という偉業を達成した、今でも書店ランキングのベスト3に入ってる大人気の本です。

ですから、もうお読みになった方も多いと思います。


原作のドラッガーの『マネジメント』はほんとに難解で、すっと頭に入ってこないんですが、

この『もしドラ』は、かなり読みやすく、また内容的にも感動で涙なくして読めません。

しかも、引用されたドラッガーの言葉が深くて、深くて……

自分に置き換えて考え出すと、1日中頭がマネジメント漬けになるくらいです。

難しいドラッガーの『マネジメント』を、こんなに解りやすく説いてくれる『もしドラ』はすごいです。


ただ、一点、

批判を怖れずに木村節を入れると


最後に違和感を覚えました。


僕は『マネジメントに必要な資質は真摯さである』

というドラッガーの言葉には共感しますが、


真摯さとは、何なんでしょうか?


作品中では、

マネージャーが、結果ではなくプロセスを大切にするのは、やっぱり真摯さにかけると思う

とあり、


ドラッガーの言葉に

『組織構造は、組織のなかの人間や組織単位の関心を、努力ではなく成果にむけさせなければならない。成果こそ、すべての活動の目的である』

とあります。

やっぱりドラッガーの言い回しは難しいです(笑)


プロセスより成果を大事にするのがマネジメントなのはわかりますが、

僕は、やっぱり、結果よりプロセス派です。

数字より想いです。


仕事ってなんの為にしてるの?

って考えた時に、

やっぱり自己が成長する為だったり、やり甲斐だったりすると思います。

そして、仕事=人生なんで、

楽しむこともまた大切です。

ブレスでは、美容が好き、ブレスが好き、お客様が好き、

なスタッフを育てることを第1目標にしてますし、

スタッフに毎日楽しく働いて欲しいっていうのが、僕の一番の想いです。


僕は、ドラッガーの『マネジメント』をしっかり読み込んだ訳ではないので、何とも言えませんが、


僕は、マネジメントはドライなものではなく、

人の血の通った

人が創る芸術だと思うんです。


だから、生き甲斐とか、やり甲斐とか、仕事に対する喜びとか、

そういう視点でマネジメントに対してもアプローチしていきたいです。

先輩経営者からはまだまだ甘いと言われるかも知れませんが、

仕事=人生=生き方

なんで、

そこは自分がブレないようにしたいです。


『愛の溢れるサロンづくり』が私の目指すところで、そんなサロンをマネジメントしていきたいです。

これからのブレスにご期待下さい。


頑張ります!



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