閉まるエレベーターの扉から見えるバケモノは、確実に回復している。「死なない人間」か、「死ねない人間」か。どちらにせよ敵は敵だが、倒すことより逃げなくては。

『こ・・・・、こち・・・ブルー・・、願います!』

350階に近付いた時、無線に連絡が入った。

『こちらブルーダイヤ!応答願います!応答願います!』

「おお!ブルーダイヤ!無事だったか!場所はどこだ?」

『みなさんご無事で!私達は402階です!398階から脱出ハッチに行けないので上から行きます!』

「了解!アルファーワンはそろそろ[白い階段]につく頃だ!ブルーダイヤも急げ!」

『了解しました![白い階段]目指してがんばっ』

「どうした!?ブルーダイヤ!応答せよ!」

ブルーダイヤとの無線が急に切れた。バケモノか。何とか逃げてくれ。

350階に到着。するとアラームが鳴った。<緊急事態発生、緊急事態発生、壱番、弐番、参番、共に承認、自爆装置起動、残り時間10分です>