255階の第428研究室Fは血の海になっていた。アルファーワンは一般職員と研究員が殆どだったのか。生存者はいないのか。

「アルファーワン応答せよ!アルファーワン!」

『こちらアルファーワン!強化体の5人は無事です!その他全滅です!』

「そうか・・・。よし、300階に脱出ハッチがある!先に行け!感染者に気を付けろ!」

『了解!通路QLOからTZJは使えません!・・・先に行って酒を用意して待ってますよ!』

「ふははは、頼んだぞ!」

部下が使えるエレベーターを発見した。なんと言う奇跡、これで350階まで行けば助かる。その時、バケモノが現れた。

「落ち着けー!足を狙え!弾を無駄にするな!」

強化体の我々はバケモノのスピードに辛うじて反応出来るが、一般人は一瞬で肉の塊になってしまう。

バケモノとはいったい何なんだ。走りながらバケモノの目を見ると人間によく似ている。まさか・・・、「死なない人間」の噂は本当だったのか。

「走れー!バケモノが倒れているうちにエレベーターに乗るんだ!」