煮物に里芋と人参と鶏肉と牛蒡、そして蒟蒻。



煮物との戦いの火蓋は切って落とされたのである。



箸「今日も楽勝ですね、ワタクシの尖端は溝がありますから。」

煮物達「来たな!今日はいつもの様にはいかないぜ!」

箸「ふっ、では始めますか!」

人参「でやぁーっ!」
パシッ!!

人参「くそー!秒殺かよー!あとはたのn」

鶏肉「くっ、箸のやつ、前回とは比べ物にならないくらい掴みが良くなっている。」

箸「さぁー!次はー!」

鶏肉「俺が相手だ!今日の俺はちょっと違うぜ!」

箸「なにっ!?掴みがズレた?」

鶏肉「ふははは!見たか!今日は奮発してもも肉なんだよっ!皮と脂で滑るだろーっ!」

箸「ふふ、だが滑った皮を下に来るようにすれば」

鶏肉「はっ!皮が!皮が落ちたっ!?かかかかか皮が、かかかかかかかかかかかかかかか」

箸「鶏肉の本体を掴んでから皮を掴む。ふふ。」

牛蒡「なかなかやるではないか。だか、ここから先には・・・」
パシッ!

牛蒡「アレ?あっ!ちょっ!ちょちょちょちょい待ち!たんまたんまーっ!まだ何もしてn」

里芋「よくここまで辿り着いたな。さぁこい!」

箸「丸くない里芋など敵ではない!」

パシッ!

里芋「くそー!あれほど斜めに切るなと言ったのにぃ~!だがタダではいかんぞー!」

ヌルヌル

蒟蒻「クックック、ヌルヌルのボクは無敵だよ。」

箸「バカめ」




ブスッ!!!







蒟蒻「ギャーっ!卑怯なりーっ!尖端を突き刺すなんて!」

箸「ふふ、手段は選ばないのさ。」

蒟蒻「ぎょ、行儀が悪いぞーっ!」







こうして煮物達は美味しく食べられました。