こんにちは、ステファニーです。報告が遅くなりましたが、今年も「春こん」に参加しました。
3/2(土)のクラシック・現代音楽部門に出場し、
男声合唱組曲『ティオの夜の旅』より
「祝福」 池澤夏樹 作詩/木下牧子 作曲
男声合唱組曲『クレーの絵本 第2集』より
「ケトルドラム奏者」 谷川俊太郎 作詩/三善晃 作曲
を演奏しました。
結果は、優秀賞をいただきました。
会場で聴いてくださった方々、ありがとうございました。
こちらとしては、もっと色々出来る事があったと思う部分も大きいですが、これを糧にまた次の舞台に向けて精進していきたいと思います!
そんな本番の後、あり余る暇を利用して、フランス、パリに行って参りました。
そういえば、以前「春こん」の団紹介アナウンスにて、
「私たちは普段パリで活動しています!たまたまジャパンに立ち寄ったので春こんに参加させていただきました!」
みたいなことを言い張っていたこともありましたね(笑)
というわけで、今回は実際のパリでの活動を報告したいと思います!
とは言え、ベタな観光地巡りをして、食事はマックとかファストフード店で済ませるというしょうもない旅でしたが。
しかし、この旅行メインとなったのは、「美術館巡り」でしょうか。
パリには有名な美術館、「ルーヴル美術館」「オルセー美術館」などがあります。
そんなパリの様々な美術館に入り放題のチケット、「ミュージアム・パス」なるものを買って美術館巡りをしました。
僕は、もともとそんなに絵画好きという訳ではなかったのですが、ルーブル美術館はすごく楽しめました。
一日あっても回りきれない膨大な数の展示があり、見たいものを決めて行かなければなりません。
取りあえずモナリザは見ておこう、みたいな感覚で見て歩きました。そんななかでも、世界史の授業で習ったような絵画や彫刻が、たくさん見られて興奮しました。
ルーブルや、オルセーも良かったのですが、個人的にツボだった美術館が、ポンピドゥー・センターというところです。
美術作品の展示や、映画上映、図書館なんかもあります。
建物の外観も渋谷のオリセンみたいで非常にカッコいい。こちらが先でしょうけども。

現代美術館には、現代アートみたいなものが展示されています。
前衛的なものだったり、ピカソの絵など非常に楽しい。
そんななか、不意に出会ってしまいました。
クレーの絵。


そうです。この間の「春こん」で演奏した、「ケトルドラム奏者」は、三善晃さんの曲集『クレーの絵本第2集』の一曲です。
これはクレーの絵のイメージを谷川俊太郎さんが詩にして、それに三善晃さんが曲をつけたものです。
でおなじみのパウル・クレーです。
「ケトルドラム奏者」ではありませんが、ここにはクレーの作品が少なくとも2点はあるみたいです。
ポンピドゥー・センターにクレーの絵があるとは知らなかったので、そのぶん、不意に出会えて嬉しかったです。
「ケトルドラム奏者」がどこの美術館にあるかなどは分かりませんが、それを見るためにどこかへ旅行するのなんかも面白いかもしれないですね。
ちなみに、前回のコーラスライブでも演奏した、「黄金の魚」はドイツのハンブルク美術館にあるらしいです。
どなたか、ドイツに行ったときは見てきてください!
それでは、次回のブログは弓田さんにお願いしたいと思います。