世の中には色々な障害を抱えている人達がいます。また若い頃は健常者でも、加齢に伴い障害者となる場合もあります。

松葉杖や歩行器などですと、ああ足が悪いんだなぁ、と分かりますし、白杖ですと、目が不自由なのだと分かります。

逆に、内部的障害は理解されにくいです。


身内の話ですが、息子が自閉症で、なおかつほぼ喋れないという特性を抱えています。

訓練を重ねて、はい、いいえとか、ごはんとかは発語出来るようになりましたが、頭の中で色々考えていることや気持ちを発語する事は、出来ません。

外出は出来ますが、お店で声をかけられても理解出来ません。

今一番困っているのは、レジ袋の有無です。

以前は買い物すると、レジ袋をつけてくれたので、問題なかったのですが、今はハードルが高くなってしまいました。

ラーメン屋やうどん屋のオプション注文もハードル高いですね。


耳が聞こえない、言葉が出ない障害を抱えている方々の不自由さを、ここに来て実感しています。


現在、健常者で真面目に働いている人達の生活が厳しくなっています。 

心の余裕が無くなってきて、どんどんギスギスした社会になっている気がします。

障害者に対しても風当たりが強くなってきているような…。

国や自治体の福祉もどんどん減らされ、この後どうなって行くのだろうかと不安になります。


自閉症は、色んなタイプがあり、一概には言えません。

ただ、言葉が不自由な人の割合は多いです。

言葉が上手く言えない人、逆にペラペラずっと喋っているけれど、対話になっていない人もいます。

電車の駅名をブツブツつぶやいていても、いじめたり、からかったりせず暖かい目で見て頂ければ幸いです。


時には、暴言を吐くタイプやパニックを起こし暴れる人もいます。

この場合は、私も腹が立ちますし、ましてや慣れていない人は恐怖を感じると思います。

その時は、目を合わせず、さっとその場を離れて下さい。


暴力を振るわれたら、健常者と同じです。通報してください。


障害者にも良い人と悪い人はいます。


とりとめのない話で、すみません。