私こんにゃくいもは月2回、個人レッスンをしています。しかもお金をもらってやっています。ありがたいことです。




先日2回目のレッスンを先日やってきました。重ね重ねになりますが、ありがたいことです。




3回目のレッスンは私のLIVE等の都合で約1か月後ぐらいになりそうですが、その点は生徒さん理解がある方で助かっています。




さて、2回目のレッスンですが生徒さんであるNさんはある程度弾ける方なので曲を中心に練習しています。



フラメンコは"こう弾かなければならない"ということはなくて"こんな雰囲気で聞こえたらいい"というおおらかさがあるのでNさんがキツそうにしている小指からのラスゲアードを「小指からじゃなくて薬指から3本指のラスゲアードでもいいですよ?」とアドバイスさせてもらいました。




しかし、ラスゲアードの指を一本減らすということは若干テンポを落とす、というかリズムのゆらぎのようなものをつけなくてはならないので逆に難しいと言われてしまいました。





私は4本指ラスゲアードが苦手で3本で行っていた時期もあったので逆に難しいのかと新鮮な驚きがあったのでした。





あと私は全く意識していませんでしたが、フラメンコ独特のアクセントが難しいとNさんがおっしゃっていたのでほんとだとフラメンコの独特さを感じました。コンパスのアクセントではなくて音の強弱のアクセントの方ですね。確かに同じ力で弾いたら全く表情のないものになります。



私はフラメンコのある地に生まれていないので、所詮真似事ではあるのですが見たり聞いたりしてフラメンコのアクセントはある程度身についていることに気づきました。



そしてNさんは私の弾いてるソレアが弾きたい、とのことでしたが明らかに弾けそうにないパコデルシアのファルセータの部分が何箇所かあるのですが、そこは相談して別の当たり障りのないファルセータを教えることになりました。当たり障りのないファルセータが弾けるようになったら難易度の高いファルセータに差し替えるということで、という有意義な提案と意見交換が出来たのがとても良かったです。




人に教えているつもりが自分も学ばせてもらっているのですね。レッスンの楽しさみたいなのもかんじてきました!Nさんに愛想尽かされないように頑張ります!