どうも、こんにゃくいもです。



イベント出演しませんか?と声をかけられてから数日後、主催者側から電話があって話すうちに出演を快諾してしまいました。



しかもそのイベントには私1人しか出ないんですよ。音楽イベントとかではなくゴールデンウィーク期間に色々なイベントをやるのですが、そのうちのひとつが音楽イベントでその1日だけ音楽の日。そこで私が1人でギターを弾くという話なんですよ。


つまりその日のイベントの目玉は私のギター演奏なわけです。



しかも尺が30分前後というのでソロ曲で30分はキツイものがあります。私のフラメンコのレパートリーソロで30分もないんですよ。何故なら最近ではギタリストK氏と二重奏のレパートリーばかり増やしているからです。



"こんにゃくいもさんのスパニッシュギターとフライヤーに書いて良いですか?“と言われたので



あ、フラメンコだけじゃないんだ?



と思い気が楽になりました。ここ最近はフラメンコギタリストとして期待されて舞台で弾かされてましたから…。



話を詰めていくうちに先方も


あ、あの〜ギャラとかの方は…



と非常に言いにくそうにおっしゃってたので


ぼく、プロじゃないからなぁ~。


と言ってギャラは貰わないことにしました。食事をご馳走して頂くことにはなりましたが。




↑いつぞやのラジオ出演時のこんにゃくいも。この時のギャラはみかん2個でした。




勿論ギタリストK氏との出演やカホンでライブに参加する際はお金は頂いていますが、なんというかソロで聴かせる、しかも音楽を聴きにきたわけでもなくフラメンコのイベントでもない時に弾いて「おそらく盛り上がらない」そんなんでギャラを請求できないな、と思ったからでした。


↑出演快諾後に借りに行ったDVD、私…疲れてるのかな?因みに呪怨は初めて鑑賞しました。



主催者さんは私の演奏を聞いたことがあるので「バッチリですよ!盛り上がりますよ!」と言ってましたが経験上わざわざ音楽を聴きにきた音楽通な聴衆、またはギター通な聴衆ではない限りギター1本で湧かせるというのは至難の業なのです。


ギター演奏がいかに奥深いものであるかわかるからこそ盛り上がれる、みたいな。そうではない人が聴いても「おー指早いねー」とか「ギターかきならしスゲー」ぐらいにしか思えないのです(偏見)



とまぁ…やる前から悲観的ではありますが、ギャラを断ったことによってとても気分が軽くなりました。


人生経験の一つとしてそんな場所で弾いてもいいかな、と思ったのと主催者さんに協力したいな、という純粋な気持ちから快諾したのでした。


でも電話を切ったあとに「安請け合いしちゃったかなー!」と叫んだのは言うまでもありません。