↑たまにしか使わなかったワセリン君…登場。



私の息子は誕生してからすぐに酷い乳児湿疹になりまして、我ら夫婦は大変悩みました。



風呂上がりに保湿、湿疹にはロコイドというステロイドのお薬…。



痒みで眠れなくて一晩中眠れなくて泣く息子。



ただでさえ大変な子育てがより一層大変なものになっていました。



もう今は良くなっていて湿疹が出ても小さい範囲です。保湿は欠かせませんが、ワセリンはほぼ出番がありません。代わりにヒルドイドというクリームを使っています。



↑風邪ひきさん。



なぜ、急にこんな話をしたかというと息子に使っていた保湿用のプロペトという白色ワセリンを先日私が使ったからです。



勿論ギター演奏に。



私が最も崇拝するギタリストのパコデルシアはコンサートの際、弾く前にギターのネックヒール付近を触って指を擦り合わせてから弾き始めます。



これはネックヒールに付近にワセリンをタップリと仕込んでいてそれを右手につけているからです。



弦の指離れを良くするためにワセリンを潤滑油代わりにしているわけですね。



その効果は不明でした。ワセリンでギターがベトベトするの嫌ですし…ホセ・カルロス・ゴメスやダニエル・カサレスはパコ師匠のワセリンヌリヌリを真似しているのは知っていましたが、形から入るのどうなの?と眉をひそめていたこんにゃくいもでしたが…。




先日ギタリストK氏とギターラウンジに行ってギター弾いてきた時のこと。




手汗をかいたかのか何なのか、指がベトついて弦の指離れが良くなかったんですよ。ギターを変えたらマシになったので借りたギターの弦に誰かの汗がついていたからなのかもしれません。とにかく指が弦にまとわりついて指離れがよろしくありませんでした。



こういった経験は何度かしています。過度の緊張で信じられないぐらいの手汗をかいた時もこうでした。




また話は少し変わりますが、自宅でギター練習していた時のこと。妻が「葡萄食べる?」と聞いてきたので遠慮なくいただいたんですよ。



そしたらその葡萄の果糖か何かが指についてベトついたんですね。手を洗っても水気でしばらくは弾きにくいので、せっかちさんな私はワセリンを指に塗って擦り込んで弾いてみたんですよ。


お?



…開眼!…とまでは行きませんが、今まで何だったの?てぐらい弾きやすくなりました。



爪の長さとか奏法色々な条件も人それぞれ違うので一概には言えませんが、確実に早いスケールが弾きやすくなりました。





プロの方の真似をするのはとても有益なことだということです。



プロペトは高価なので、普通のワセリンをLIVEの際には使おうと決めたこんにゃくいもなのでした。