残された時間が短いと言われ

意識レベルが下がった4月23日に
ミルキーに話していた事がありました。

・またお庭散歩しようね!
・またボール遊びしようね! 
・お兄たんにまた抱っこしてもらおうね!
・またナイト様をしてね!
 (私の後をついて回ること)
・洗濯物のお手伝いをしてね!
 (畳んだ洗濯物の山に君臨すること)
・新しい車でドライブをしようね!
 (買い替えた車の納車が控えていました)

一方的に勝手に願った事でしたが
倒れてから旅立つまでに
全て叶えてくれていました。
旅立つ前夜、息が荒くしんどそうなミルキーに
もういいよ、頑張らなくていい。
ナイト様を解任するね。と伝えていました。

息子は昨年秋までアスリートをしていました。
高校生以降、試合で各地に遠征しており
コロナ禍以前は夫と観戦に行っていました。
引退していなければ
息子は試合どころではなかっただろうし
最期の介護帰省も
出来ていませんでした。

息子が引退するまで
頑張ってたんだね、ミルキー。
見届けて旅立つなんて立派過ぎ…

ミルキーを我が家にお迎えした時から
いつかくる別れの時には
私が重度なペットロスになるだろうと
家族によく懸念されていました。
きっとミルキーもそう思ってたんだよね。
倒れてから32日の間、一生懸命頑張って
心の準備をする時間をくれたんだよね。
もういいよって思える時間を。
お世話をさせてもらって
濃密な時間を過ごせたからか
やり切った感を感じさせてもらったからか
想像よりはうんと穏やかに送り出せました。