ホノルルマラソン2009 12月13日 スタートに事件! | CHICK's rule ~anti SWEET女子道~

CHICK's rule ~anti SWEET女子道~

whatever I say....... it's my life

早起きして、シャワーもして着替えて

今回は去年いたくなった左足首をあらかじめガードするため

相方様の持ってきたテーピングを使って準備は完了

初投入のCW-Xの一番高い奴の効力はいかに!?

ってか、先に使っておけって話なのですが、もったいなくて使えなかった(貧乏性)


靴は2足もってきたのだけれど、ひとつは去年のホノルルで使ったやつ

ボロボロだけれど走り慣れてる


でもうひとつは今年にかったのだけれど重い


インソールは自分の足形で作ってくれる15000円のがいーってゆーから

作ったのにさ~~!!!


なんか走ってると余計な負担がくるのか、足の裏が痛くなるのよね

で、相談したら


「やっぱりあれ良くないかも、短距離ならいいけれど、長距離はやっぱりクッション性」


と結論を出した相方様


ワタシのあの15000円はナニのために・・・?( ̄_ ̄ i)


そんな相方様はナイキのシューズにアディダスのインソールというナメきったコンビネーション


で、わたしはエントリーをしたコンベンションセンターで

ホノルルマラソン限定で販売されていたナイキのシューズをぶっつけ本番で

はくことにしました。でもインソールは日本でかったピンクの今年モデルのを入れることに


合間にレンジでご飯をつかって朝ごはんのオニギリを作りつつ

用意しつつ、ワタシは大変だったのだよ!!


横では「早く出るぞ!」という相方様のプレッシャー


いや、本当にプレッシャーかけるときはキレ気味で置いてかれるぐらいなのですが


長年の経験ですりこまれた恐怖心


「早くしろよ!」と言われるのが怖くて・・・急ごうとするほど


シューズはくのすらままならん。もともとテキパキできないしヽ(;´Д`)ノ


そのプレッシャーに気を使って!タイムを計測するシューズにつけるロガーを


「現地で靴ひも結びなおしてからつけるわ」 と言いました


サイドポーチに入れました


「落としそうだな」 とも心の中で思いました


「で、本当に落とすんだろうな」 とも心の中で思いました



まさか・・・・


現実になるとは・・・・・・・・



「ここから、ワタシの本当にあった不幸な話です。」


※ 悲しくなるような音楽をかけながらお読みください



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうねえ?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ

母さん、あれは好きな帽子でしたよ
僕はあのときずいぶんくやしかった
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ホテルを出発したワタシ達、まだ夜も明けぬ時間だというのに

沢山の日本人がロビーに集まっていました


みなさん、このマラソンを楽しみに、片道9時間かけて

ここまでこられてるのでしょうね。

そうですよ、私もその一人じゃあないですか


7月ぐらいからは旅行の手配をしましたよ

この日のために走る練習もしましたよ

少しでも体の負担を少なくするため、色々な道具も揃えましたよ

ついにスタートの時がやってきたのですね


ホテルを出てすぐのところにバス乗り場があります


オアフのあらゆる観光バスとスクールバスが総出でスタート地点のある

アラモアナまでピストン運行をしているのですよ


私たちも列にならんでいました


その時にメールがありました


母からです。「どうやった?」というメールでした


返信している余裕もないので、そのままにしておきました


その時ポーチをあけましたが、データロガーを落とさないようにしなくては


と思って注意を払っていました


その後に、相方様に 「なんでオレには塩飴くれないの?」 と言われ


そういえば、他の沢山もってるからあげてなかったなと思い


ポーチの中を探りました


あのときでしょうか?


バスに乗っていると、母からまたメールがとどきました


「あ!まだ走ってないんやね~ がんばって~~!」


その時にもポーチを開けました このときでしょうか?



スタート地点にはまだSさんファミリーは到着しておらず


さて、ここでロガーをつけようと思ったときです


無い・・・ 無いっ・・・ない!!!


どっこ探してもないっ!!!!!!!



とうぜん、テンパル私、でも動揺しすぎると相方様に影響するから


きわめて平然を装おうとする


一応、歩いてきた道を一緒に探してくれましたが、ないっ!!



色んな人に尋ねました


再発行はできないといわれました。


「まーしょうがないよ」 と気丈にふるまおうとしましたが


内心、阪神大震災並みの揺れが心を襲っています


はっきりいって・・・ その辺の人を襲って奪いたいぐらいに!!



なので 「バスの乗り場を捜しにいってくる!遅れても走るからっ!」


と、相方様を現地にのこし、アラモアナの外れにあるタクシーを乗れる場所を

探してランナーの横を逆走!スタート前にダッシュするワタクシ


そのスピード、今までで一番速いのではないかと思う


「あぁ・・・スタート前に疲れてしまう・・・」


と思いながらタクシーに乗り込み、そこでタクシーの若い兄ちゃんに励まされながら

とりあえず一番早くバス乗り場にいける道を選択してくれてバス乗り場にリターン


「僕の彼女は日本人だったんだ、大阪にもあいにいったよ」


「彼女は名古屋の電子チップを作っている会社の娘でリッチだったけど

日本に住むのは無理だから別れたんだ」


とか、「日本の女の子はとても好みだ」とかとかとか・・・


しかし、今の私の頭のなかは、あたまに草つけた兄さんの横顔が描かれた

あの、半径1.5センチ程度のチップだよ。君の元カノがどーした?



相方さん、私のあのチップ、どうしたんでせうねえ?
ええ、さっき、ホテルからスタートラインへゆくみちで
どこぞへ落としたあのデータロガーですよ

相方さん、あれは必要なものでしたよ
わたしはあのときずいぶんくやしかった
だけど、いきなりメールが
きたもんだから



ということで、バス乗り場にはすでにサポートスタッフの人たちが

日本人の大量集団を送りだした後のブレイクという雰囲気だったのですが


「チップ無くしたのーーー><」 といったら


みんなして暗闇の中を一緒に探してくれたのですが・・・・


みつからず


「これ?」 と持ってこられたのは・・・ 明らかにつぶれたペットボトルのキャップ


刻刻とせまるスタートの時間



・・・・ あきらめよう!!!!



記録残らなくても、そもそも残さないといけないほどのタイムじゃないじゃん!!


(前向きなのか後ろ向きなのかwww)


むしろ残らなければ・・・ タイムのサバ読み可能ww


ということで、スタートラインにまたタクシーで戻ることに


一緒に捜してくれた、現地のおじちゃん、おばちゃん、ありがとう(´□`。)


そして、「実は、他にも無くした人がいて」 とその場にもう一人いたらしい


それを聞いて…「私だけじゃないんだ」 とその人まきこんで


「ホノルルマラソンでチップ再発行をしてくれるシステム設立推進委員会」 を立ち上げようかと思いましたw




待っててくれたタクシーのお兄ちゃんも残念がってたけれど


彼も色々と慰めてくれてありがとーー!名前忘れたけどっ!!


とりあえずスタートラインのギリギリ後方に車をつけてもらって


そこから、人ごみをかきわけて相方様に連絡とって合流しました


は~~~


やっと見つけたけどさ・・・ 心持重いわよ。


今回、Sさん(去年は、2時間台でゴール、上位100人に入る人)

は奥さんのサポートで楽勝ペースで走れるから(といっても4時間台)

ホノルルマラソンのメインキャラクターの仮装!


あ~~~でも、今わたし完全に動揺してるの~~



スタート前でテンション高い皆様と一緒の気分を共有できないの~


ってかルンルンでSさん夫婦とはしゃぐ相方様に(ヤツ)当たりしまくりたいぐらいに!!


こっちが必死で捜してるときにいっぱい写真撮ってたんですね~


そら楽しかったでしょーともよ


もー完全にフテくされてますよ。


「あんたが塩飴とかいわなかったら、無くしてなかったかもしれないよ」と


ヤツあたりしたいぐらいですよ。慰めろよっ!放置ですかっ!?


ということで、スタートの花火も・・・去年と同じ気持ちでは見れず・・・


この最悪状態でホノルルマラソンが始まるのでした


さぁ、このまま40キロ フテくされたままか? さて、どうなるっ!?!?         


…つづく

CHICK's rule ~anti SWEET女子道~

CHICK's rule ~anti SWEET女子道~

つづく → http://ameblo.jp/labc0384/day-20100203.html