週末の木曽からは無事帰ってきましたが、3時間の強烈な下りを歩いたせいか
翌日はベッドから降りるのにも絶叫。。。
誰もいない自宅にて、階段おりなら 「ハウチっ!!」 「ウへっ!!」と叫んでいたら
階下にいた犬からさえも不審な目で見られました。
もうちょっとで吠えられる、、、ってか噛みつかれるかもしれん。。。
さて、前日の登山未遂のため、気分が登山モードな私
登山を経験した者ならば見てしまいたくなる
「剱岳 点の記」 を日曜の夜に見に行ったのですが、
私がこういう登山の後に、全身麻痺の患者のようになることを知っているイヤ~~な性格の人
(本当に、こういう筋肉痛のときには、普段あまり見せない幸せそうな顔して
度を超えた悪戯をします。よって、今回は「イヤ~~な人」と呼んでやろう)に
突然太もも叩かれ、西宮ガーデンの嬉しい楽しいコールドストーンアイスのお店にて
くずれ落ちました・・・。
いやも・・・ 尻の筋肉と、スネが完全に固まっているので
下り階段にいたっては、支えがなくては降りれません
ついでに、こんな弱ってるとき、後ろにそのイヤ~~な性格が後ろにいようものなら
「殺気」 を感じて、本能的に「逃げなくては」 という気分になります。いや、ホント。
さて、映画の話ですが・・・
ストーリーとしては、別に大どんでん返しがあるでもなく、淡々と展開してゆくのですが
その山での苦労を思うと・・・そこに異常に感動してしまいます。
3000を超えるような山での登山、しかも荷物が多いと本当に大変です
スタッフの中には60キロを超えるような荷物を背負って登山された方もいるとか
しかも半年近く山での撮影をしたというのですから、そこが感動
CGなしのリアルな登山記を見て、またその風景の美しさに感動ですが
隣のイヤ~~な人は、メチャメチャ感動してたみたいです。
北岳こそ一緒に登ったりしたけれど、それ以外の山も沢山登ってるので
感動比率は、登山歴に比例すると言えましょう。
私が一番感動したのが・・・ エンディングロールで、通常ならば何のスタッフとか
書かれているのですが (カメラAとか)、ただ 「山の仲間たち」とだけ書いて
全員のフルネームだけが淡々と美しい剱岳の前に流れるのですよ!
本当に苦労されたから、分け隔てなく、仲間だという意識が強くなったんだろうなって・・・
撮影の途中で、音声さんが落石被害にあわれたりという事故もあったそうですが
雪山の究極な中での撮影を大人数でされていたにもかかわらず
それ以上の事故がなかったのが、本当に奇跡的だとも思います。
山はナメちゃいかん。ってかナメた途端に命を落とすような事故が隣にあるようなもの
でも、それを超えないと見れない風景があるんだよ~~!
ちなみに。私の登山は、頂上で雲海見ながら飲むコーヒーとココナッツサブレのためにあります。
ただ、剱と槍ヶ岳だけは、今回の映画を見てても別格の山だと思います
「さぁ行こう」という安易な気持ちではいけない、経験も必要だと思う
今年の夏には登ろうと思っていたけれど、もうちょっと3000越えでの経験を積んでから。。。
と思います
とりあえず、目指せヒマラヤをレベルダウンして、まず槍と剱!!!
・・・って、改めて二つともイカツイ名前やな・・・。
刺されるか、斬られるか・・・みたいな???