ファイナルデスティネーション
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デッドコースター ファイナルデスティネーション
昨日、某箇所でのお片づけの後、夜中の3時ぐらいまで、いわゆるB級映画であるこれを観ました。
ホラーというかサスペンスでもないし・・・
とりあえず、ファイナルデスティネーションはフランス行きの飛行機に乗るはずだった高校生が、飛行機事故を予知し8人で飛行機から降りたことで災難は免れるという話。
そしてデッドコースターはそれから1年後の同日、1人の女の子が大事故を予知し、8人がその災難を逃れるという話
って、そんなに話はHAPPYに終わるわけもなく、それは単なる映画の序章
この映画はその助かった人達が、どんどんと本来死ぬはずだった順番に死んでいくのです
しかも超悲惨な死に方で。彼らはそれを死神の仕業として何とか逃れようとするのだけれど、一人死ぬのを妨害しても、次に飛んで、また最初に戻って殺されていくのよ。しかもこれ以上ないってぐらい悲惨な死に方で!
必ず誰かが殺されるときには、死の予兆のようなものがあって、観ていたら 「も~~あかん~~!」ってなるのよ
スパゲティーを窓から捨てて、フライパンに火をかけ油入れたら、油がこぼれてガスコンロの下に油がまわり、それから電子レンジをオンにしたら、電子レンジがバチバチいいはじめ、さわっていた指輪を排水溝に落としてしまい、そこに手をつっこんでたら手が抜けなくなり 「絶対にここで電子レンジショートでディスポーサー(排水溝の中で食べ残しとかを粉砕するやつ)が誤作動するんだ!」 と思ったら、そうでもなくって、そうこうしている内に部屋の中に火がまわり、消化器つかっても途中で薬剤きれ、窓から逃げようとしたら窓が突然おりてきて開かなくなり、窓やぶって逃げたら、部屋が大爆発、非常階段から逃げてはしごが降りなくって、やっとの思いで降りたら、最初に捨てたスパゲティーで滑って転び、それから・・・・・
完全にネタバレに近いけれど、こんな「ありえない」不幸が重なりまくって、首ふっとんだり、体バラバラになってり、ぐしゃぐしゃになったりして本来死ぬ人達が、本来の死に方よりもエゲつなくやられていくホラーだな。![]()
ということで、この映画の主人公は誰かというと・・・目に見えない 「死神
」 です。
一緒に観ていた、某おじさまは、
「これはシュワちゃんの映画だったら、シュワちゃんが撃ちまくって敵を殺しまくるシーンやな」
そうだ。主人公を死神として観たら・・・思わずその場にいた4人で登場人物が殺されていく度に、親指たてて 『グッジョブ!!![]()
』
しかし、本来恐いものを1人で観れない私や殿ピ、ここぞとばかりに一緒に某おじさまたちと観てたら、本来ホラーで、ひいいぃ~~!な映画もなぜか喜劇になってしまう
なぜなら、いちいち某おじさまが面白いことをするのです
「シンドラーのリストでしんどら~~・・・ちょっと古くてうけないか・・・」
登場人物が飛んできたワイヤーでバラバラになったときは、
「またつまらぬものを切ってしまった(石川五右衛門)」
そして某お姉さまは、そういうシーンを
「コマ送りして観ようよ~~!」
と、みんなでコマ送りして観察。しかしコマ送りすればするほど恐くなくなる
「ありえね~~!あ!あれ肺ですか!?!?、あ!腎臓あった!」
ということで、今度は「そう」とかいう良く似た感じの映画、殿ピが1人で観れないというので、それを皆で見ることにします。

