勉強会のまとめのWordを掲載したものです。
2017.2.18-19
徒手的理学療法 藤縄理・荒木茂 先生
実技内容まとめ
椎間関節の関節包パターン
頚椎
前屈:障害側へ変異
回旋:反対側が最も制限
側屈:反対側が最も制限
腰椎
前屈:障害側へ変異
回旋:障害側が制限
側屈:反対側が制限
関節モビライゼーション
制限された副運動を元に戻す
マニピュレーションに比べて、大きい振幅で比較的遅いスピードの運動
(抵抗感の手前のわずかな振動で循環が改善する)
適応:関節とその構成体の機能異常
治療面は常に凹面となる
マニピュレーション
組織のゆるみがとれ、緊張した状態でごく小さい振幅で速い運動を加える手技
適応:四肢の小関節や椎間関節の最後の数度の可動域を得る場合
長座位テスト
背臥位で短い側の下肢が長座位で長くなるとその側の骨盤が後傾している
座位前屈テスト
骨盤後傾位で前屈を行うとPSISの移動に非対称性が見られる
仙腸関節テスト
パトリック
FADIRF:屈曲内転内旋屈曲
FADIRE:屈曲内転内旋伸展
下部四半分のスクリーニング検査
立位
腰椎の自動運動:前屈・後屈・側屈
つま先歩き:S1-2
踵歩き:L4-5
膝伸展:L3-4
股関節屈曲:L1-2
座位
胸腰椎の自動・他動回旋
膝蓋腱反射:L3-4
症状の出る動きは最後に行う
脊椎の関節副運動検査 PA検査(スプリング検査)
押している脊椎の上の開きを見ている
例:L5を押したらL4-5間
棘突起を押すときは豆状骨
横突起を押すときは中指と環指
胸椎の横突起を介した回旋運動
押した反対の上の関節が開く:Th12右横突起を押したらTh11の左の関節面が開く
SLR検査
通常のSLR:筋の伸張性と神経の伸張性
膝を屈曲位でのSLR:筋の伸張性
ブラガード:神経の伸張性の確認
※疼痛の種類が同じか、違うかの確認
股関節内旋では坐骨神経の緊張が上がる
股関節外旋では坐骨神経+外側ハムストの緊張が上がる
神経モビライゼーション
SLRの肢位で足関節を底背屈する
スランプテスト
座位から頸部・体幹屈曲
↓
下肢伸展
↓
足関節背屈
↓
底屈
↓
頸部伸展
↓
腰の伸展
↓
下肢伸展
※これで症状の出方を見る。LCSのテスト。ヘルニアには禁忌。
主要な緊張筋群の触診
触診の注意
※温度は手背で診る
※触る際は一度手を当ててから圧をかけるようにする
腰方形筋:腸骨稜と肋骨下面との間で脊柱起立筋外側(L3横突起部)
大腰筋:ASISと臍に架空の線を引きその二点の中間。腹直筋の外側に存在。
梨状筋:ASISと坐骨結節に線を引き、PSISと大転子に線を引く。梨状筋はこの二点の交点にある。
大胸筋:下部線維-腋窩の前壁
中部線維-第2肋間隙
鎖骨部-鎖骨下方
軟部組織・筋膜のリリースについて
筋膜の重なり合うところにストレスがかかりやすい
→一つ崩れるとその隣を崩していく
触診
スクラッチテスト:爪で線を入れる
→長く残ったり腫れるのは自律神経系の問題があり、あまり徒手療法の適応ではない
皮下組織の遊びがあるか→Tissue Rolling→かたい部分をはがすようにする
Tractionをかけるときは握る手は示指を伸ばすようにする
筋の遊び運動→muscle play
組織のシワを伸ばしていく
組織間リリース
母指でナイフを作るようにし、脊椎の脇を触診していく。乗り上げるところなどは結合組織が硬くなっているところ。
→だんだんと深い溝が掘れるようにリリースしていく
実技部分を中心に実施