迫り来る命の期限朝起きたら、子宮を広げる処置が始まる。今生きているこの子が死んでしまう。いっそのこと、病院から逃げ出してしまいたい。私が病院からいなくなれば、明日この子が亡くなることはない。分かってる。頭の中では分かってる。明日1日この子の命を守ったところで、何も変わらないこと。引き伸ばしたところで、いつかはこの子の命を終わらせてあげないといけないこと。それでも、明日がその日だと思うと、あと1日だけでも…って思わずにはいられない。