どん曇りの土曜日、雨は大丈夫そうなのでエルさんを連れて、桜堤の曼珠沙華を見に行って来ました

     

長雨の上一週間程遅かったので、もう咲き終わってしまったと思いながら、土手を歩いて行くと...

     

鮮やかな緋色の帯が、目に飛び込んできました

     

花の見頃に、辛うじて間に合ったかな?って、ところでしょうか

     

曾ては、土手の通り間近で帯状に、沢山の花が咲いていましたが、残念なことに今は...    

     

地元の方達が手入れをされているのでしょう、土手下に新たな緋色の帯が、広がっていました

     

桜堤は、比企丘陵を走るサイクリングロードになっているので、散歩をしていると時折背後から

     

『自転車が通りま~す!』の掛け声と共に、スピードを上げた自転車が、風を切って通り過ぎ

     

鮮やかな曼珠沙華に目を奪われた人は、暫し自転車を止めて、休憩を楽しんでいます

     

何時もは此処から折り返すのですが、今日は川の反対側から、土手を眺めて歩くことに

     

土手の斜面を彩る曼珠沙華、対岸から見ると、また違った景色に写るのは不思議です

     

エルさんの口の周りの白さが、目立つようになってきました

     

歳を超すとエルさんは九歳に、婆っちゃんは古稀を迎えます

次期東京オリンピックの年には、エルさんは十二歳になっています

エルさんの最期を看取るまでは...時々不安を覚えながらも、老体に鞭打ち頑張っています

     

先日、ノエルちゃんのブログに、癌で余命宣告を受けた飼い主さんの話が、載っていました

二頭の愛犬は、十三歳と十二歳の老犬

手放すのは身を切られる辛さ、でも愛犬の幸せを思うなら、里親を探すのが飼い主の責任

“明日は我が身”の想いで、身に摘まされる話でした

     

幸い、フェイスブックやツイッターで拡散され、瞬く間に沢山の“救いの神”が現れて

二頭の老犬は、幸せな余生を迎えられそうな...世の中、捨てたものじゃ無いですね