春休みの育成テストで、共通と応用、あわせて100点をきった子供。
そのため、春休みから計算の特訓をはじめました。
そう、超難問をといて、びしばし、毎日10時間以上勉強を………というわけではなく
ただ毎日150~200問ほど、計算問題を解いていただけです。
解かせている問題は、
2桁の足し算
2桁の引き算
2桁×1桁の掛け算
2桁÷1桁の割り算
そう。基本の問題だけです。
3桁の問題はぐっとこらえて、今は2桁の問題だけ解かせています。
理由は、繰り上がり、繰り下がりのちょっとしたミスとか、2桁でも起きそうなミスだったからです。
子供を説き伏せ、春休みはとにかく計算問題を解かせる。
問題自体は難しくないので、「解けない!」というイライラがないのがいいですね![]()
それでもはじめたときは、ひどいときは10ミスしているときもありましたけど![]()
特訓の成果が出たのか。
本日の計算の結果。
・学校の算数の宿題(40問)
・計算問題(150問)
・日能研の算数のプリントの文章題(四角3)を5問
あわせて30分強で解き切りました
計算ミスは1つだけ。
22÷2=11
23÷2=11…1
24÷2=11…2←![]()
という、どうしようもない問題で引っ掛かりました![]()
でもまあ、十分結果が出てきていて嬉しいです![]()
さて、ここから先は、ちょっとした秘策(?)を。
話は変わりますが、みなさん、こちらの本、読んだことはありますか?
メンタリストDaiGoさんが、子育てでおすすめの本を紹介するとき、まず出てくる本ですね。
この本はPBL教育という、まだ研究結果が長くて10年程度しか出ていないものなのですが、
・子供の主体性
・グリット(やりぬく力)
・困難に立ち向かう力
など非認知能力という、学力では測れない力をどうやって伸ばすのか? ということが書かれた本です。
もちろん、学力に関することも書かれていますが、メインは非認知能力ですね。
IQや学力だけでは、この世の中をわたっていくのは難しい。
だったら、どういう能力を上げるといいか?
その能力をどうやってあげていくか?
あげている人たちは、何をしているのか?
そういう試みが海外では研究されているのだそう。
本の中で面白いことが書いてあったのです。
子どもたちに作文を書かせるという課題を与える。
作文を添削した後に、付箋をはって返すのだけれど、2グループにわけてこんなことをしたそうです。
グループ1:
「作文に対するフィードバックとして、コメントを書き込みました」という付箋がはられたグループ
グループ2:
「作文にコメントを書き込んだのは、きみに大いに期待しているから、そして、きみがそれにこたえられると思ったからです」
と高い期待の書かれた付箋がはられたグループ
すると、作文をあまりやってこなかった生徒は、グループ2の場合、積極的に課題を取り組む姿勢が表れたのだそう。
もう少し詳しくいろいろ書かれていて、とても大まかに書きましたが、「子供の計算問題につかえそう」と思ったんですよね。
計算問題を添削したときに「よくがんばったね!」とか「おしい!」と赤字で書いておく。
「もう一声だったね!前よりミス減ってきたよ」とあえて声をかける。
ミスが多いときは「それでも前よりもミス減ってきたよ」とか「今回は少し難しい問題だったけど、だいぶわかってきたみたいだね」と声をかける。
プラスのフィードバック。
ミスして悔しい時に少し優しい言葉をかけて、またトライできるように。
そして少しの期待を(もう十分期待をかけすぎてます
)
ほかにも、怒ってかつかつやらせたら学力がのびるわけではなく、家の中で、ある程度の安心感が必要そうだな、ということもわかったので、怒ることはあるけれど(あるんかい!)、少しずつプラスの言葉を増やすことにしています。
「勉強が楽しい
」と言い始めました。
よければぜひ、試してみてください。
マックのスマイル0円と同じで、やるだけならタダ![]()
そして、よければぜひ、こちらの本も読んでみてくださいね。
150ページほどの短い本で、翻訳もよく、読みやすいです。


